土建組一家の隆盛/Riveteers Ascendancy
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Riveteers Ascendancy / 土建組一家の隆盛 (黒)(赤)(緑)
エンチャント
エンチャント
あなたがクリーチャー1体を生け贄に捧げるたび、あなたの墓地にありマナ総量がそれ未満であるクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをタップ状態で戦場に戻してもよい。これは毎ターン1回しか行えない。
隆盛サイクルの土建組一家/The Riveteersバージョン。クリーチャーを生け贄に捧げると、マナ総量がそれ未満のクリーチャーをリアニメイトできる。
1ターンに1回の制限はあるが、カード・アドバンテージを失わずに生け贄に捧げられるのは嬉しい。能動的に生け贄を用いる場合、マナ総量が低いクリーチャーやトークンというのが基本だが、これが設置されている場合は敢えて重いクリーチャーを生け贄に捧げてもテンポ・アドバンテージを然程喪失しないで済む。対戦相手に布告除去を撃たれた場合にも一定の対策手段となり、犠牲や奇襲との相性も良い。
この手のエンチャントのお約束として、リミテッドではシナジーを形成するカードを自由に採用できないため、構築と比較するとカードパワーは大分落ちる。とはいえ前述した犠牲を始めとしたカードと併用できれば相応のアドバンテージを得られるので、ピックの方向性が合致しているのであれば問題無く投入できるだろう。
構築では、登場時のスタンダードだと黒中心のサクリファイスが存在。主力との同居期間は短めながら、色が合致するのであれば採用可能。
- 誘発そのものに回数制限のあるカードはエルフの戦練者/Elvish Warmaster等の前例があるが、誘発型能力の効果に回数制限があるカードはこれが初。
- イラスト(通常版/黄金時代版)は『摩天楼の頂上でランチ』として知られる写真のパロディである[1]。禁酒法時代のアメリカを意識したニューカペナ/New Capennaらしいカード。
ルール
- 「これは1回しか行えない」はこの誘発型能力によりリアニメイトを行うことを意味する。リアニメイトを選択しなければそのターン中は何度でも誘発するが、選択したならばそのターン中はクリーチャーを生け贄に捧げても誘発そのものが起こらない。
- スタック上にこの能力が複数個存在している場合、そのうちの一つでリアニメイトを行うことができる。そうした場合、残りのこの能力が解決しても何も起こらない。
- 効果の回数制限はオブジェクト1つにのみかけられており、他の同名カードには影響しない。別の領域に移動することでこのカードが新しいオブジェクトになった場合は再び誘発するようになる。
関連カード
サイクル
ニューカペナの街角の隆盛サイクル。各一家/Familyに対応した弧3色3マナのエンチャント。稀少度はレア。
- 斡旋屋一家の隆盛/Brokers Ascendancy(緑白青)
- 常夜会一家の隆盛/Obscura Ascendancy(白青黒)
- 貴顕廊一家の隆盛/Maestros Ascendancy(青黒赤)
- 土建組一家の隆盛/Riveteers Ascendancy(黒赤緑)
- 舞台座一家の隆盛/Cabaretti Ascendancy(赤緑白)
タルキール覇王譚の隆盛サイクル。各氏族/Clanに対応した楔3色3マナのエンチャント。稀少度はレア。
- アブザンの隆盛/Abzan Ascendancy (白黒緑)
- ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy (青赤白)
- スゥルタイの隆盛/Sultai Ascendancy (黒緑青)
- マルドゥの隆盛/Mardu Ascendancy (赤白黒)
- ティムールの隆盛/Temur Ascendancy (緑青赤)
脚注
- ↑ @velinovart(通常版アーティストSvetlin VelinovのTwitter 2022年4月16日)