スタイフルノート
提供:MTG Wiki
スタイフルノート(Stiflenought)は、エターナルに存在するコンボ系コントロールデッキ。デッキ名はもみ消し/Stifleとファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtから。2007年7月、ファイレクシアン・ドレッドノートのエラッタ解除により可能となった。
概要
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ドレッドノート(Dreadnought)
トランプル
ファイレクシアン・ドレッドノートが戦場に出たとき、パワーの合計が12以上になるように好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないかぎり、これを生け贄に捧げる。
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを4枚切削する。
・土地タイプと基本土地タイプを1つ選ぶ。ターン終了時まで、最初に選ばれたタイプの各土地は、二番目に選ばれたタイプになる。
・アーティファクト1つを対象とする。それはフェイズ・アウトする。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)
動きは簡単。ドレッドノートが場に出たときのペナルティ能力をもみ消しや計略縛り/Trickbind、幻視の魔除け/Vision Charmなどで踏み倒し、ドレッドノートで殴るだけ。水蓮の花びら/Lotus Petalなどを用いれば1ターン目にドレッドノートが登場し、あっという間に勝負がつくことも。
デッキのコンセプトはコンボデッキに近いのだが、もみ消し/Stifleは相手への妨害に、幻視の魔除け/Vision Charmはドレッドノートを除去から救う手段にと、コンボパーツがユーティリティも兼ねているため、コントロール要素が非常に強いデッキでもある。
ドレッドノートをサーチするため、粗石の魔道士/Trinket Mageが採用される事も多い。その場合は、その他の優秀なほぞによるシルバーバレットの構成を取る事になる。
また、ほぞと青カードというコンボの構成が、相殺コントロールと非常に似ているため、同デッキのフィニッシャーとしてこのコンボが採用される事もある。粗石の魔道士で両方のほぞをサーチできる上、相殺はドレッドノートを守る手段に、また一度コンボを防がれても、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topのライブラリー操作により、再度コンボを決めるのが容易になる点などが、主な利点となる。
ただし、勝ち手段のほとんどをドレッドノートに依存しているため、序盤に引けなかったり、除去をカウンターできなかったりすると、あっという間にせり負けてしまったりする。
Illusionary Maskが禁止カードであるレガシーでは、マスク・ドレッドに代わるデッキと目されている。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (6) | |
4 | ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought |
2 | 粗石の魔道士/Trinket Mage |
インスタント・ソーサリー (28) | |
4 | もみ消し/Stifle |
3 | 計略縛り/Trickbind |
4 | 渦まく知識/Brainstorm |
3 | 商人の巻物/Merchant Scroll |
1 | 嘘か真か/Fact or Fiction |
4 | Force of Will |
3 | 目くらまし/Daze |
1 | 誤った指図/Misdirection |
1 | 残響する真実/Echoing Truth |
4 | 強迫/Duress |
エンチャント・アーティファクト (4) | |
4 | 水蓮の花びら/Lotus Petal |
土地 (22) | |
8 | 島/Island |
4 | Underground Sea |
1 | 沼/Swamp |
3 | 汚染された三角州/Polluted Delta |
2 | 溢れかえる岸辺/Flooded Strand |
3 | アカデミーの廃墟/Academy Ruins |
1 | The Tabernacle at Pendrell Vale |
サイドボード | |
4 | 寒け/Chill |
3 | 基本に帰れ/Back to Basics |
3 | 魔力流出/Energy Flux |
3 | The Tabernacle at Pendrell Vale |
2 | 残響する真実/Echoing Truth |
- コンボ要素を重視したタイプ。