基本に帰れ/Back to Basics
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基本でない土地対策のエンチャント。マナ・アーティファクトを多用していない限り、何らかの方法を使って土地をアンタップしなければマナを生成することはできず、多色デッキに対して強烈に効く。
エターナルではOphidianを初めとする青単や青メインのパーミッションで、ほぼ必ずメインデッキから使用されている。デュアルランド、Mishra's Workshopなどが蔓延する環境であるため、非常に有効性が高い。意志の力/Force of Willのピッチコストとして使用できるので、単色デッキ相手やダブって手札で腐ったときでも無駄になりにくいのもポイント。
レガシーではグリクシスデルバーやグリクシスコントロールと言ったデュアルランド満載のデッキや、エルドラージ・ストンピィやエルドラージ・ポストと言った複数マナの出る土地に頼ったデッキが多いため、青白奇跡などの青を含む2色デッキではサイドボードに、場合によってはメインデッキから複数積まれている場合もある。
初めから、このカードを入れたいがために多色化をやめ、青単に近い形で組もうとするプレイヤーも多い。そのため、エターナル環境における青単で組まれたデッキは「基本に帰れデッキ」や「青単BtB」などと呼ばれたりする。
モダンホライゾン発売以降は虹色の眺望/Prismatic Vistaを利用する多色デッキでもサイドボードに見かけるようになった
- 略称は英語の頭文字を取ってBtB。
- 日本語名が命令形で終わるものは珍しく、これ以外では自然に帰れ/Back to Natureなど、ごく少数に留まる。
- アルティメットマスターズで初めての再録。Terese Nielsenによる新規イラストで収録された。
- 色は違うが血染めの月/Blood Moonとは役割が近い。マナ基盤としての利用やミシュラランドでの攻撃等、タップを伴う能力を恒久的に封じる目的であればこちらが優れる。反面、タップインしない限り一度は能力を利用でき、土地が繰り返しタップすることを想定しない場合(フェッチランドや不毛の大地/Wasteland、暗黒の深部/Dark Depths等)には効果がないなど、劣る点もある。