現実チップ/The Reality Chip
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伝説のアーティファクト クリーチャー — 装備品(Equipment) クラゲ(Jellyfish)
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見てもよい。
現実チップがクリーチャーにつけられているかぎり、あなたはあなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしたり呪文を唱えたりしてもよい。
換装(2)(青)((2)(青):これを、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象としてつけるか、クリーチャーからはずす。換装はソーサリーとしてのみ行う。ついている間、これはクリーチャーではない。)
クリーチャーとしては2マナでタフネス4と、序盤のブロッカーとしてアグロの攻勢を受け止められるサイズ。自分のライブラリーの一番上を確認できる能力も地味ながら便利で、先の展開を考えやすくなる。この手のカードの例に漏れず、デッキをシャッフルする手段と相性が良い。装備品としては、ライブラリートップからカードをプレイできる、未来予知/Future Sightの系譜となる能力を持つ。
クリーチャーとしても最低限の性能はあるが、早めに換装してアドバンテージ源として運用したいところ。計5マナとこの手のドローエンジンとしてはやや重いが、分割で支払えるのは利点。序盤はブロッカーとして運用し、隙を見て換装させたい。ライブラリートップは事前に確認できるので、換装したもののプレイできない、という事態を回避できるのも強みである。反面、このカード自体に加えて装備先を除去されることでも対処されてしまうことは大きな弱点と言える。
構築では、クリーチャーの数を絞り打ち消しを採用するコントロールよりも、クリーチャーをある程度採用し能動的に動くミッドレンジと相性が良いか。
リミテッドでは言わずもがなのボムレア。これ自身が対処されない限り、どんな木っ端生物も無限のアドバンテージを生み出すシステムクリーチャーと化してしまう。 唱えるにも換装にもダブルシンボル以上が要求されないので、青を使わないデッキでもこれだけのために色のタッチを検討した方がいいかもしれない。
- 初の伝説のクラゲ。
ルール
- あなたが望むならいつでも(ただし後述する制限がある)あなたのライブラリーの一番上のカードを見ることができる。あなたに優先権がないときでもよい。この処理はスタックを用いない。そのカードが何であるかを知ることは、あなたがあなたの手札にあるカードを見ることができるのと同様に、あなたが利用できる情報の一部となる。
- あなたのライブラリーの一番上のカードが、呪文を唱えたり能力を起動したりする間に変わるなら、あなたは、その呪文を唱えたり能力を起動したりする手順が終わるまで、新たな一番上のカードを見ることができない。つまり、あなたがライブラリーの一番上のカードを唱えるなら、その呪文のコストを支払い終えるまで、あなたは次のカードを見ることはできない。
- 呪文を唱えるタイミングは通常のルールに従う。瞬速を持つかインスタントである呪文以外は、あなたのメイン・フェイズでスタックが空の間に唱えることができる。
- 土地をプレイする許諾と制限は通常のルールに従う。あなたのメイン・フェイズでスタックが空の間で、あなたがそのターンの土地をプレイできる権利を残しているならプレイすることができる。
- ショックランドなど戦場に出る際に選択を行う土地をプレイする場合、ライブラリーの次のカードを見る前に選択する。
ストーリー
現実チップ/The Reality Chipはタメシ/Tameshiによって開発された風変わりな装置。10年ほど前に何者かの手によって放浪者/The Wandererへと埋め込まれ、彼女のプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを不安定なものにしている。