闇の取り引き/Dark Bargain

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2022年9月22日 (木) 00:13時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
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Dark Bargain / 闇の取り引き (3)(黒)
インスタント

あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚見る。そのうち2枚をあなたの手札に加え、他をあなたの墓地に置く。闇の取り引きはあなたに2点のダメージを与える。


によくあるライフを犠牲に手札を増やす呪文。過去のカードでは苦々しい天啓/Bitter Revelationに近い。

ライブラリーを3枚掘り進めながら質の高い手札を得られるインスタントであり、登場時点のスタンダードで使われている天才の片鱗/Glimmer of Geniusと比較しても遜色のない性能。墓地肥やせる点も様々なカードとシナジーを形成でき、を使わないコントロールを組むなら一考に値する良コモン

リミテッドでは、4マナとやや重めながらもカード・アドバンテージを得られる呪文であり有用。特に除去フィニッシャーが少ないデッキでは、それらを探し当てる助けになる。菌類の勢力範囲/Fungal Plotsウルザの秘本/Urza's Tomeなど、墓地に落としたカードを利用できる構成にできればなお良い。

ストーリー

ドミナリア版のイラストフレイバー・テキストには、アーボーグ/Urborg精霊が、怪しげな品物を陰謀団/The Cabal騎士に売り付ける場面が描かれている。マジックの黒における「取り引き/Bargain」というと邪悪な存在との契約・取引を想像するが、この場合は本当に「バーゲンセール」のような意味のようだ。

  • ドミナリアのリードアートディレクターのMark Wintersは、危険で不気味なものはチャーミングでもあるというアイディアを、マイク・ミニョーラ宮崎駿の要素を混ぜて黒のフレーバーに与えたかったと語っている[2]
  • この精霊は団結のドミナリアで登場した窃取/Pilferイラストにも描かれている。
  • フレイバー・テキストに書かれた名前はどちらもアーボーグの高名なリッチ/Lichである。時のらせん時代のキャラクターのラタドラビック/Ratadrabikはともかく、ネビニラル/Nevinyrralに至っては氷河期以前のキャラクターであり、その遺物が残っているとは考えにくい。本物か疑わしい商品を熱心なセールストークで売りつけようとする姿は商魂逞しく、買い物をしている黒騎士の姿もなんだかシュールである。
    • 後にラタドラビックは4560AR時点で存命(?)であることが明らかになったが、ネビニラルに関しては上記の通りなので胡散臭さは拭えない。
  • 闇取引/Dark Dealという非常に似た名前のカードが存在する。そちらはちゃんと(?)悪魔との取引が描かれている。(イラスト
「大ラタドラビックの膿疱がある。安くしとくよ。だめかい?じゃあ、ネビニラルの屍骸粉液ならいいだろう。本物だよ!」

脚注

  1. Odds & Ends: Dominaria, Part 2/こぼれ話:『ドミナリア』 その2(Making Magic 2018年5月28日 Mark Rosewater著)
  2. [PV]Access Magic :『ドミナリア』第1話(動画 Youtubeマジック:ザ・ギャザリング公式チャンネル)

参考

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