力線の束縛/Leyline Binding
提供:MTG Wiki
2022年10月1日 (土) 00:51時点におけるDullSuspect (トーク | 投稿記録)による版
払拭の光/Banishing Light系統の追放除去エンチャント。瞬速を持ち、版図によりコストが減少する。
とりあえずコントロールしている基本土地タイプが2つあれば4マナなので、同セットの束縛の祈り手/Prayer of Bindingと同等と考えると、最低限のコストパフォーマンスを確保するのは難しくない。
もちろん基本土地タイプが増えるほど強力になり、5種類出ていればわずか1マナでほとんどのパーマネントにインスタントタイミングで触れられる、非常に優秀な除去と化す。
構築では、スタンダードの版図デッキの他、モダンの5色ニヴ=ミゼット、パイオニアの奇怪な具現デッキなどに採用されている。
特に奇怪な具現/Enigmatic Incarnationデッキにおいては、点数で見たマナ・コストの高さから、重量級のフィニッシャーを踏み倒すコンボパーツとしての役割も持つ。従来の同デッキは3マナから5マナ程度のクリーチャーを柔軟にサーチして戦うデッキだったが、ここに7マナの産業のタイタン/Titan of Industryや裏切りの工作員/Agent of Treacheryなどを踏み倒すプランが加わったことで、爆発的なゲーム運びも可能となった。
団結のドミナリアリミテッドにおいても、瞬速付きで対応範囲も広い優秀な疑似除去。純粋な2色デッキでも十分に実用圏内だが、版図を意識したデッキでは非常に安いコストで構えられ強力。ただし、コストが下がるだけで効果自体が大きくなるわけではないので、これのためだけに無理に色の合わない基本土地を採用したりはしないほうがよい。