ガヴォニーの黎明護衛/Gavony Dawnguard
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クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
護法(1)
ガヴォニーの黎明護衛が戦場に出るに際し、昼でも夜でもないなら、昼になる。
昼が夜になるか夜が昼になるたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見る。あなたは「その中からマナ総量が3以下のクリーチャー・カード1枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
昼と夜が切り替わるたびに小型クリーチャーを濾過して手札に加えることができる人間・兵士。
夜になるということは呪文が唱えられない息切れした状況であり、そのような状況で手札を補充できるのはすなわち息切れの回避に繋がる。手札に加えたクリーチャーと別の呪文を合わせて唱えれば昼になりさらなる手札補充も可能、とリソースを枯らさないことが得意なカード。昼夜システムの関係から挙動にはややクセがあるが、その分3マナ3/3に加え微力ながら護法も持つというアドバンテージ源にしては高めの基本スペックを持っており、戦力としても活躍が期待できる。
カード・アドバンテージが重要視されるリミテッドにおいてはとても強力。その性質上、昼を招きやすいので狼男に強い点もポイント。昼夜ギミックに拘らなくとも、除去耐性がある手札補充持ちという時点で有用。白マナを確保しやすいデッキならピックし得の1枚。
一方、スタンダード構築においては白の3マナ域に優秀な対抗馬が多く、スペックに反して採用されることは稀である。既存の精鋭呪文縛り/Elite Spellbinderに加え、同期に粗暴な聖戦士/Brutal Catharや輝かしい聖戦士、エーデリン/Adeline, Resplendent Catharがおり、その後も婚礼の発表/Wedding Announcement、永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjo、選定された平和の番人/Anointed Peacekeeperと白単色に限っても錚々たる顔ぶれ。これらに比べると黎明護衛は攻撃面でもアドバンテージ面でも中途半端な向きがあり、スロットを勝ち取ることができないでいる。