裏切りの棘、ヴラスカ/Vraska, Betrayal's Sting

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2023年3月20日 (月) 17:26時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
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Vraska, Betrayal's Sting / 裏切りの棘、ヴラスカ (4)(黒)(黒/Φ)
伝説のプレインズウォーカー — ヴラスカ(Vraska)

完成化((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。ライフで支払ったなら、このプレインズウォーカーは2個少ない忠誠(loyalty)カウンターで戦場に出る。)
[0]:あなたはカード1枚を引き、1点のライフを失う。増殖を行う。
[-2]:クリーチャー1体を対象とする。それは「(T),このアーティファクトを生け贄に下げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ宝物(Treasure)アーティファクトになり、他のすべてのカード・タイプや能力を失う。
[-9]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーが持っている毒(poison)カウンターが9個より少ないなら、そのプレイヤーはその差に等しい個数の毒カウンターを得る。

6

ファイレクシア:完全なる統一完成化したヴラスカ忠誠度能力ドロー増殖クリーチャー宝物化、プレイヤー1人が持つ毒カウンターを9個にする。

±0能力
お得意のライフと引き換えにしたドロー。増殖のおまけ付き。
額面の上では±0だが、自身の忠誠カウンターも増殖できるので、実質的に+1能力として使用できる。
-2能力
クリーチャー1体を宝物に変化。対戦相手のクリーチャーを無力化するのが基本的な使い方だが、自分の不要なクリーチャーをマナに変換することもできる。
間接的な除去ではあるが、対戦相手に使った場合は瞬間的なマナ加速に繋がる点には注意。
-9能力
毒カウンターを9個にする。即座に毒殺手前に持ち込む一方、これ単独では絶対に勝利できない。
元の毒カウンターが少ないほど恩恵が大きいことを考えると、毒殺狙いのデッキではなく増殖を主体としたデッキにおいて、別の勝ち筋を作る形での採用になるか。
少々異なるが、毒カウンターを9個与えるという効果闇の腹心/Dark Confidantの原型を彷彿とさせる。
優勝すると思わず適当に提出したものだったとはいえ、如何におかしなカードだったかが分かりやすい。

前述の通り、増殖を活用できるデッキに適性がある。毒カウンターの場合は奥義の効率がやや落ちるので、ファイレクシア:完全なる統一に収録されている油カウンターを用いるものや、同カード・セットには収録されていないが+1/+1カウンターを多用するものを利用するのが基本になるか。ライフは使うが毎ターン増殖が使えるので、ニューカペナの街角盾カウンターとの併用で堅牢な戦線を造り出すことも可能。もちろん毒殺目当てであっても、奥義以外については問題無く機能するので相性が悪い訳ではない。

リミテッドの場合、やや重いが繰り返し使えるドローであり、ついでに増殖もついてくると考えればその時点でも悪くない。-2能力についても、クリーチャー戦が中心となるリミテッドでは頼りになるだろう。睨み合いが続けば、毒性で与えた毒カウンターを繰り返し増殖させることで勝利できる場合もあるかもしれない。ただし、ファイレクシア:完全なる統一はかなり高速の環境のため、これが出る頃にはライフがある程度削れている危険も大きめ。

ルール

-2能力
-9能力
  • あなたが毒カウンターの差を計算した後、置換効果によりそのプレイヤーが実際にどれだけの毒カウンターを得るかは変更されうる。

関連カード

サイクル

ファイレクシア:完全なる統一完成化したプレインズウォーカーサイクル稀少度神話レア

ストーリー

新ファイレクシア/New Phyrexiaで1人ドロス窟/The Dross Pitsへプレインズウォークしてしまい、完成化されてしまったヴラスカ/Vraska

詳細はヴラスカ/Vraskaを参照。

参考

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