エルフ
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エルフ/Elfは、クリーチャー・タイプの1つ。緑の特徴的クリーチャー。人間によく似た人型種族で、森や自然との関わりが深い。『指輪物語』を始めとした多くのファンタジー作品において馴染み深い存在である。
クリーチャー — エルフ(Elf) スカウト(Scout)
ウッド・エルフが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから森(Forest)カード1枚を探し、そのカードを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
1/1伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
(緑):他のエルフ(Elf)1体を対象とし、それを再生する。
(2)(緑)(緑)(緑):あなたがコントロールするエルフ・クリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。
初出はリミテッド・エディション。いまでこそゴブリンやマーフォークと肩を並べる強部族の一角だが、リミテッド・エディションでロードは登場せず、その後のセットでもドルイドと競合するタイプでもあった。ウェザーライトから数が増え始め、緑の特徴的クリーチャーへと成長していった。オンスロート・ブロックでは緑の主要部族となり、森林守りのエルフ/Timberwatch Elfなどの有用なカードが多数登場し、トーナメントでも活躍した。その後も数を増やしており、ローウィン=シャドウムーア・ブロックやカルドハイムでも主要部族の一つとして登場している。
全色に存在するが、その大多数は緑か緑を含む多色である。ローウィン/Lorwynやカルドハイム/Kaldheim(スケムファー/Skemfar)のエルフとして黒単色のエルフも一定数存在し、白単色にもごく少数存在する。残る青単色・赤単色のエルフはフォーゴトン・レルム探訪で初登場した。
パワー・タフネスは全体的に低めな傾向にある。能力はマナ能力や土地に関連する能力を持つものが多い(マナ能力を持つものは、ドルイドでもあることが多い)。オンスロート・ブロックでは昆虫と関連するカードが少数存在する。
部族カードは数多く存在する。ロードだけに限っても、エルフのチャンピオン/Elvish Championを筆頭に、傲慢な完全者/Imperious Perfect、エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid、背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader、梢の戦術家/Canopy Tacticianなど豊富に存在する。また、エルフを支援するプレインズウォーカー・カードとしてニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneとタイヴァー・ケル/Tyvar Kellとスカイシュラウドの援護者、フレイアリーズ/Freyalise, Skyshroud Partisanがおり、これらも設定上はエルフのキャラクターである(→#ストーリー)。ローウィン関連のフレイバーを持つカードでは、排他性を表現するためにエルフでないクリーチャーに被害を与えるカードも散見される。
エルフ・トークンを生成するカードも多数存在しており、いずれも緑を含み、ほとんどが1/1(→トークン一覧)。
伝説のエルフは機械兵団の進軍現在93体存在する(「伝説の(Legendary)・エルフ(Elf)」でWHISPER検索)[注釈 1]が、王国の未亡人、アヤーラ/Ayara, Widow of the Realmの第2面である炉の女王、アヤーラ/Ayara, Furnace Queenを含めると94体存在することになる。
- 他の色ならば人間になるであろう小型から中型にかけての人型クリーチャーは、緑だとたいていエルフになってしまうため、結果的に緑から人間を少なくしている遠因でもある。
- 昔はカードによってクリーチャー・タイプが「Elf」と「Elves」の2種類あった。これは単数形と複数形の違いであり、当時のルールにより同じクリーチャー・タイプであるとして扱われていた。(→クリーチャー・タイプ#過去のルール)
ストーリー
エルフは人型種族の一つ。人間/Humanに似た容姿と、細長く尖った耳を持つ。長命な傾向にあり、自然との繋がりを持つ。
詳細はエルフ/Elfを参照。
- 背景設定上エルフであるプレインズウォーカー/Planeswalkerには、フレイアリーズ/Freyalise(ハーフエルフ)とニッサ・レヴェイン/Nissa Revane、タイヴァー・ケル/Tyvar Kellがいる。
脚注
注釈
- ↑ Whisperデータベース未登録により、検索結果にはエルフェイムの精鋭、イマリール/Imaryll, Elfhame Elite、Simon, Wild Magic Sorcererが表示されません。