ファンガス
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ファンガス/Fungusは、クリーチャー・タイプの1つ。"fungus"とは「きのこ、かび」といった「菌類」を意味する。複数形"fungi"。
初出はフォールン・エンパイア。Magic Online上でのミラージュ、ビジョンズ発売の際のオラクル変更で意識混濁の胞子/Mindbender Spores、苔男/Lichenthropeも仲間となった。その後、時のらせんブロックで新種が多数登場した。クリーチャー・タイプ大再編ではキノコザウルス/FungusaurやMold Demon等のカビや苔が生えたクリーチャーにこのクリーチャー・タイプが与えられた。アラーラの断片以降も新種が登場し、菌類よろしくじわじわと数を増やしている。
主に緑単色、および緑を含む多色に存在する種族。白単色と黒単色のファンガスも登場している。
苗木との結び付きが非常に強く、苗木・トークンの生成を含め、様々な形で苗木を参照するカードが非常に多い。
部族カードは、ロードのヘイヴンウッドのセロン/Thelon of Havenwood、胞子冠サリッド/Sporecrown Thallid、一時的な全体強化の淡色のマイコダーム/Pallid Mycoderm、胞子カウンターを上乗せするFungal Bloom、胞子撒きのサリッド/Sporesower Thallidなどがある。
伝説のファンガスは機械兵団の進軍統率者デッキ現在、胞子の教祖、ゲイヴ/Ghave, Guru of Sporesと密航者、スライムフット/Slimefoot, the Stowaway、スライムフットとスクイー/Slimefoot and Squeeの3枚。
- ファンガス以外にも、同様に胞子カウンターを使うクリーチャーが作られている。→ Elvish Farmer、菌類学者/Mycologist
- 同名のファンガス・カウンターを使うカードまである。→ 胞子形成/Sporogenesis、意識混濁の胞子/Mindbender Spores
サリッド/Thallid
フォールン・エンパイアと時のらせんブロックに登場するファンガスの多くは、いずれも胞子カウンターと密接に関連した以下の2つの能力を持つ。
3ターン目がくるまではバニラクリーチャーと変わらず、毎ターン使える能力に比べれば緩慢なのは事実。だが逆にいえば、マナもカードもタップすらもせずに能力が使えるようになるわけで、普通の戦闘行為を並行実施しつづけられるというメリットもある。軽クリーチャーが多く序盤から戦場に並び、苗木・トークンを作る能力を持つものもいるため、気が付くと大群になっていたりして意外とあなどれない。
- 背景ストーリーについてはサリッド/Thallid (ストーリー)のページを参照。