ヴァントレスのガーゴイル/Vantress Gargoyle

提供:MTG Wiki

2024年1月20日 (土) 18:20時点におけるYukikaze (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Vantress Gargoyle / ヴァントレスのガーゴイル (1)(青)
アーティファクト クリーチャー — ガーゴイル(Gargoyle)

飛行
防御プレイヤーの墓地にあるカードが7枚以上でないかぎり、ヴァントレスのガーゴイルでは攻撃できない。
あなたの手札にあるカードが4枚以上でないかぎり、ヴァントレスのガーゴイルではブロックできない。
(T):各プレイヤーはそれぞれカードを1枚切削する。

5/4

攻撃にもブロックにも特殊な条件が必要なガーゴイル

2マナかつ飛行を持ちながら5/4と、強烈なペナルティを持つ朽ちゆくレギサウルス/Rotting Regisaurにも匹敵する破格のマナレシオを持つが、ブロックには手札4枚、攻撃には対戦相手墓地7枚が要求される。

ブロックに関しては、序盤は基本的にブロック可能であり、強力なブロッカーとして相手の攻撃を抑え込むことができる。しかし、単純計算で先攻なら他に2枚、後攻なら3枚の呪文唱えると手札が3枚以下となるので、積極的に動くとあっさりブロックできなくなる。マリガンした場合はさらに苦しい。いくらドローに長けたでも早い段階ではこれをカバーするのは難しく、対ウィニーとしても最低限の信頼は置けるが、リスクもあるといったところ。

攻撃に関しては、一般的なデッキでは早いタイミングでの条件達成は難しい。とはいえライブラリー破壊を行うタップ能力を持っているため、ある程度時間がかかるが自力で達成できる。序盤はブロッカーとして使い、手札4枚を満たせなくなる頃にアタッカーに転じる、という展開は難しくない。いざ動き出せばフィニッシャー級の性能であり、対戦相手プレインズウォーカーの処理にも役立つ。

積極的にライブラリーアウトを狙うデッキなら、2ターン目に戦場に出て3ターン目から攻撃を始めることも十分可能。本来そのようなデッキにアタッカーは全く必要ないのだが、このカード自体がささやかながら継続的なライブラリー破壊手段とブロッカーを兼ねるので、サブプランとしての魅力は十分ある。

リミテッドではボムレア除去である魂裂き/Reave Soul壮大な破滅/Epic Downfallが効かず、これを止められる飛行クリーチャーはほぼいない。無理にライブラリー削るカードを入れなくても自力で攻撃可能になるため、見た目よりも安定してアタッカーとして活躍してくれる。構築では手札消費を節約できる湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Lochとの組み合わせが考えられる。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

エルドレインの王権の「逆スレッショルド」垂直サイクル対戦相手墓地カードが7枚以上あることで何らかのボーナスを得られる。神話レアを除く各稀少度に1枚ずつ存在する。

[編集] 参考

MOBILE