悪鬼の鞭/Fiendlash
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アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+0の修整を受け到達を持つ。
装備しているクリーチャーがダメージを受けるたび、プレイヤーやプレインズウォーカーのうち１つを対象とする。装備しているクリーチャーはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
装備(２)(赤)
WHISPERのテキストには誤りがあります。「装備しているクリーチャーはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」は「そのクリーチャーはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」と読み替えてください。
猛火の太陽鋼/Blazing Sunsteelとは逆に、受けたダメージ数でなく自身のパワーでプレイヤーかプレインズウォーカーに直接殴り返す激昂に似た能力の装備品。
あちらと違ってクリーチャーにダメージが飛ばずボード・コントロール要素は弱いものの、たった1点のダメージからでも直接パワーで本体を殴れるため単発の投げ飛ばし/Fling等と比べて高いダメージ効率を発揮する。これを装備して攻撃してきたクリーチャーにチャンプブロックや相討ちをかけた所で、結局ダメージを飛ばされてしまうのでブロック損が大きくスーパートランプル以上に厄介な貫通性能。地味に到達が付くので迂闊な攻撃が致命傷に繋がりかねないブロッカー性能もイヤらしい。
紅蓮炎血/Pyrohemiaとカコフォドン/Cacophodon、ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentと鬱蒼たるアルマサウルス/Overgrown Armasaurや古き者どもの激怒、ヴロンディス/Vrondiss, Rage of Ancientsのように1点火力エンジンと激昂誘発でエンジンの起動コストを供給できるクリーチャーを組み合わせると、装備したクリーチャーのタフネスが続く限り対戦相手を殴り続けられる。前者の場合はあらかじめ他のクリーチャーに装備させておくことも可能。タフネスが尽きそうになったらクリンナップ・ステップを挟んでからアップキープに再開してもよく、見た目以上にタフネス限界には余裕がある。
- 日本語版カードには、「そのクリーチャーはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」とするべきところを、「装備しているクリーチャーはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」としてしまっている誤訳がある。誘発時に装備していたクリーチャーと解決時に装備しているクリーチャーが異なる場合、ダメージの発生源が前者であるべきところが後者になってしまう。詳しくは面晶体の刃/Hedron Blade参照。
