恐血鬼/Bloodghast
提供:MTG Wiki
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) スピリット(Spirit)
恐血鬼ではブロックできない。
恐血鬼は、対戦相手1人のライフが10点以下であるかぎり速攻を持つ。
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはあなたの墓地にある恐血鬼を戦場に戻してもよい。
上陸で墓地から戦場に戻ってくる吸血鬼・スピリット。ゼンディカーの他の吸血鬼と同じく、いずれかの対戦相手のライフが10点以下の時には強化され速攻を持つ。
冥界の影/Nether Shadowの流れを汲む自己リアニメイト能力持ちクリーチャー。先祖同様に何度でも墓地から蘇ってくるため、さまざまな生け贄を含むコストへの割り当てや全体除去後のアタッカーとして活躍できる。灰燼のグール/Ashen Ghoulやイチョリッド/Ichoridと比べても戦場に戻る能力の誘発条件が簡単であり、コンボに利用しやすい。墓地に置く手段があれば黒以外のデッキで使えることもポイント。ただブロッカーとしては使えないため、やはりビートダウンデッキ向け。
フェッチランドとの相性が良いのは上陸を持つクリーチャーの常だが、上陸で領域を移動するこのカードは特にプレイングの幅が広い。例えばトーモッドの墓所/Tormod's Cryptのような墓地対策に対応してフェッチランドを起動することで追放を逃れることができるため、フェッチランドを置いておくだけで(ある程度は)墓地対策に対抗できることは覚えておいて損はない。
ゼンディカー登場時のスタンダードでは、吸血鬼のタイプ的シナジーを活かして吸血鬼デッキの主力として活躍した。
スタンダード以外のフォーマットでは、復活能力を目当てに採用されることが多い。エクステンデッドのナルコブリッジやエターナルのドレッジのような墓地を肥やすデッキにおけるアタッカー、あるいはZombardmentにおける生け贄コストなどが主な使用例。
- 危険な進出/Perilous Foraysを利用すればマナの続く限り基本土地タイプを持つ土地を戦場に出せる。
- 「○血鬼」というもじりのカード名は、凍血鬼/Bloodcurdlerに続いて2体目。
- ルール文章には「恐血鬼」のカード名が3回登場するが、「吸血鬼」と読み間違えないように注意。