犠牲/Victimize

2025年5月7日 (水) 07:17時点におけるUssu (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)

この項目ではウルザズ・サーガ初出のソーサリー・カードについて記述しています。ミラディンのテーマデッキについては犠牲/Sacrificial Bamを、キーワード能力については犠牲をご覧ください。

Victimize / 犠牲 (２)(黒)
ソーサリー

あなたの墓地にあるクリーチャー・カード２枚を対象として選ぶ。クリーチャーを１体生け贄に捧げる。そうした場合、その選ばれたカードをタップ状態で戦場に戻す。

コンボに必要なクリーチャーを一気に2体（鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerと空の軽騎兵/Sky Hussarなど）揃えることができる。

無政府主義者/Anarchistとの相性は抜群。無政府主義者が2枚あれば、さながら繰り返す悪夢/Recurring Nightmareのようにクリーチャーを回せる。繰り返す悪夢を失ったnWoの選択肢の1つだった。

アン・ゲーム環境なら、B.F.M.(Big Furry Monster)を釣るのも面白いだろう。
一時期、第６版ルールに伴うオラクル更新で、クリーチャーの生け贄は追加コストとされていたが、2010年1月29日のオラクル更新で、印刷時の通り生け贄は効果の一部として行うことに戻された。
コンスピラシーに再録された際、新規イラストが与えられた。

[編集] ルール

対象は2枚必要である。カード1枚を対象に犠牲を唱えることはできない。
- 犠牲の解決時に対象の片方が不正な対象になっている場合、クリーチャーを生け贄に捧げ、適正な1枚をリアニメイトする。対象が2枚とも不適正なら犠牲は立ち消える（クリーチャーを生け贄に捧げることはない）。
「捧げてもよい」ではないので生け贄は強制である。「そうした場合」とあるのは任意に取りやめられるという意味ではなく、犠牲の解決時にコントロールしているクリーチャーがいなかったり、なんらかの効果で生け贄に捧げることを禁止されていたりする場合はリアニメイトできないという意味である。
生け贄は解決時に支払うコストである（CR:118.12）。唱えるためのコストではないため歓喜の天使/Angel of Jubilationなどには妨害されない。