ロード

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ロード/Lord(俗称)

現在は廃止されたクリーチャー・タイプロードの特徴から転じて、特定のクリーチャー・タイプを強化したり支援したりするパーマネントの総称。常在型能力によって強化・支援を行うクリーチャーを指すことが多い。

クリーチャー・タイプとしてのロードが廃止される前は、実際にロードのクリーチャー・タイプを持っていないものを「ロード的な存在」などと区別して呼ぶこともあった。現在では「ロード」と「ロード的な存在」などはほぼ同義で使われる。

以下は「ロード」(「ロード的な存在」)の一例

また、(当時それぞれの色の代表的なクリーチャー・タイプであったこと、効果が比較的単純でそれぞれに対応があったことから)特に以下のクリーチャーのことを指すこともある。

参考

ロード/Lord(クリーチャー・タイプ)

銀枠にのみ登場するクリーチャー・タイプの1つ。Lord とは「君主」「支配者」といったような意味。


Assquatch (4)(赤)
クリーチャー — ロバ(Donkey)

他の各ロバ(Donkey)は+(1+1/2)/+(1+1/2)の修整を受ける。
他のロバが戦場に出るたび、クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。ターン終了時まで、あなたはそれのコントロールを得る。ターン終了時まで、そのクリーチャーは速攻を得る。

3+(1/2)/3+(1/2)

現在はアンヒンジドAssquatchしか存在しないが、初めて登場したのはアルファと由緒正しいクリーチャー・タイプで、伝説のロードも全部で8体存在していた。 かつてロードだったクリーチャー上記の俗称の元となった、特定のクリーチャー・タイプのクリーチャーを強化・使役するような能力の持ち手が多かった。 ただし、このクリーチャー・タイプ自体に特別な意味があったわけではなく、能力とは関係なくキャラクター設定が反映されてこのクリーチャー・タイプを持つものもいた。

だが、後にこのクリーチャー・タイプは様々な問題を抱えているとされ(詳しくはAsk Wizardsの2007年7月17日を参照)廃止されることが決定。 まずはエルフのチャンピオン/Elvish Championゴブリンの王/Goblin Kingなどが第10版での再録の際にロードでなくなり、さらに他のロードだったクリーチャーもその後、部族カードがメインであるローウィンの登場に先立って、2007年9月に行われたクリーチャー・タイプの大再編によりロードでなくなった。

  • クリーチャー・タイプとしてのロードが抱える主な問題は「プレイヤーたちの間でロードのイメージにズレがあり、こうした認識の食い違いをルール上意味を持つクリーチャー・タイプへ持ち込み続けることは好ましくない」とまとめられるだろう。それだけ多くのプレイヤーに愛されている言葉であるというわけでもあり、クリーチャー・タイプとしての廃止は苦渋の決断である様子が、上記の記事からもうかがえる。
    • 同様に記事の中では、「ロード」という言葉がルール上意味を持たないスラングとして残り続けることへの期待も語られている。ルール上意味を持たない言葉になることで、「ファッティ」や「ウィニー」と同様、プレイヤーや解説記事の作者たちが、ある程度まで自由に、各々のイメージに添う形で「ロード」という言葉を用いられるようになるわけだ。

関連カード

かつてクリーチャー・タイプがロードだったカード。

参考


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