イクシドロン/Ixidron

提供:MTG Wiki

2009年12月14日 (月) 13:47時点における122.212.248.226 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索


現実を彫る者イクシドール/Ixidor, Reality Sculptorに似た名前クリーチャー(IxidronのIxid-はIxidorに由来。Eat Your Words参照)。イクシドールが裏向きクリーチャー修整を与えるのに対し、こちらは自分自身が裏向きのクリーチャーにP/Tを左右される。また、あちらは裏向きのものを表向きにするが、こちらは表向きのものを裏向きにしてしまう。ある意味対をなしているかのような能力である。

変異を持たないクリーチャーを裏向きにすることで、擬似的な除去のように使うことができる。シミックの空呑み/Simic Sky Swallowerのような被覆持ちの大型クリーチャーには特に有効。また、変異を持っているならば自身の能力で表向きになることができるので、セロン教の隠遁者/Thelonite Hermitなどの変異誘発型能力を再利用するのにも使える。

紅蓮地獄/Pyroclasm罰/Punishmentなどで裏向きのクリーチャーともども一掃されてしまう脆さや、5マナという重さがネック。除去として使うにはやや中途半端であり、変異クリーチャーの再利用ならばヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifterというより汎用性の高いクリーチャーが存在したのも逆風だった。

  • イメージ的には少々不自然ではあるが、トークンは裏返らなくなっている。これを逆手にとって、回避能力持ちやサイズの大きいトークンを出してからこれを出す、という戦法もとれる。
  • この能力で裏向きになったカードは、カード名、エキスパンション・シンボル、クリーチャー・タイプ、マナ・コストを持たない、2/2のクリーチャーとなる。
    • 以前は裏向きにする能力に「2/2のクリーチャーである」という文は注釈分ではなく、能力の一部であった。これは他の方法で裏向きになることとは処理が異なり、裏向きである間のみ継続する種類別第7b種と第4種の継続的効果であった。
  • サイズが裏向きクリーチャーの数に依存するクリーチャーとしての先輩に原初を囁く者/Primal Whispererがいる。しかしかなりの点が異なっているため、これの流れを汲んでいるわけではなさそうだ。
  • 獣たちの女帝ジョルレイル/Jolrael, Empress of Beastsなどの、非クリーチャーのパーマネントクリーチャー化する効果の下でこれが戦場に出ると少しややこしい。クリーチャー化したパーマネントも裏向きのクリーチャーとなり、クリーチャー化している効果が終わっても、それらは裏向きのクリーチャーのままである。なんらかの理由で表向きになったとき、それらはクリーチャー化していない元のパーマネントに戻る。

参考

MOBILE