ライブラリーアウト

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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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ライブラリーアウト (Library Out/Decked)

敗北条件の1つ。

ライブラリーから求められた枚数のカードを引けない場合、ライブラリーにある全てのカードを引いた上で次に優先権が発生する時にゲームに敗北する。 これは状況起因効果である。(CR:102.3c)

これをメインに据えて勝つデッキもあり、主に次の2つのパターンに分かれる。

  • 「ライブラリーのカードを上から○枚墓地に置く」という効果ライブラリー破壊)の呪文能力、もしくはドロー呪文を相手に撃つ。
  • 自分だけドローを飛ばす手段を用意するか、ライブラリーを修復する手段を用意するかし、相手のライブラリーが自然に尽きるのを待つ(ロックを決めて投了させる)。

ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは相手のライフの状況に関係なく勝利できる手段である。 そのため相手のデッキや動きに影響を受けづらいことが利点。

弱点は、その到達までのハードルがライフを削る勝ち方よりも高いところ。 初期ライフは誰でも20点なのに対して、構築ならば、削らなければならないライブラリーはどんなに少なくても40枚以上。相手のドローなどである程度は自動的に削られるとは言っても、相当遠い。 バベルのように極端に分厚いデッキの存在も厳しい点。

勝ち手段をこの方法に決めた場合、たとえ通常サイズのデッキ相手であっても持久戦になるので、生き残るための高い防御力を必要とする。 たまにMoMaとか玉虫アルターのような、一瞬でライブラリーがすべて消し飛ぶ派手なデッキもあるが、大抵はどれもロックパーミッションの形を取っているのは「高い防御力」を得るための必然だろう。 トーナメントの場合は残り時間に注意。


つまりただひたすら対戦相手のライブラリーを墓地に置いたり、ゲームから取り除いたりするだけのデッキは、通常勝利するには対戦相手のドロー・ステップまで待たなくてはならない。 相手にドロースペルを撃つタイプならOK。

参考

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