ダークスティールの駐屯地/Darksteel Garrison
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Darksteel Garrison / ダークスティールの駐屯地 (2)
アーティファクト — 城砦(Fortification)
アーティファクト — 城砦(Fortification)
城砦化している土地は破壊不能を持つ。
城砦化している土地がタップ状態になるたび、クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
城砦化(3)(あなたがコントロールする土地1つを対象とし、それにつける。城砦化はソーサリーとしてのみ行う。このカードはつけられていない状態で戦場に出て、つけられた土地が戦場を離れても戦場に残る。)
土地を破壊されなくし、その土地がタップされることでクリーチャー1体を強化する城砦。使用感としては土地版の装備品といったところか。
守れる土地は1つだけなので、土地破壊対策としては効果が薄く実用的では無い。このカードが使えるかどうかは、もう1つのクリーチャー強化の能力を効率的に使用できるかどうかがポイントとなる。
戦闘ダメージ・ステップ以前に毎度のように呪文を使えるわけは無いし、無理に呪文を使用するタイミングを制限するのもかえってマイナスだろう。よって、起動コストにマナを含むパーマネントと併用するのが効率が良い。ルートワラ/Rootwallaやマイアー・ボア/Mire Boaといったクリーチャーなら、安定して能力を誘発させつつ効果も戦闘に集約させることができるので、無駄が少ない。いざとなればマナが無駄になってしまうことを覚悟で強化するのも悪くないし、城砦化を繰り返すことで、3マナにつき+1/+1を振り分けることもできる。無限コンボの過程で土地をアンタップできるなら、ついでに対象に取れる自軍のクリーチャー全体を無限に強化できる。
リミテッドでは、クリーチャー強化の目的で入れることになるだろう。マナはかかるものの+2/+2~+3/+3くらいは十分視野に入るので、回避能力持ちがいれば案外洒落にならない。
- 破壊されないのは城砦化した土地だけであり、これ自身は破壊されない能力を持たない。「ダークスティール/Darksteel」を冠するカードで破壊されうるのはこれが唯一である(基本セット2010現在)。
- 第10版で再録したミシュラランドと相性が良い。攻撃時にタップするため自身を強化でき、破壊されなくなる。
- 自分がコントロールしているクリーチャーがいない場合は、他のプレイヤーがコントロールしているクリーチャーを選ばなくてはいけない。普段はあまり影響がないが、対戦相手のターンの時には特に注意したい。
- 新緑の原野/Verdant Fieldよりはマナがかかるが使いやすくなった。
参考
- カード個別評価:未来予知 / タイムシフト - レア