Glyph of Reincarnation

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2010年8月10日 (火) 15:13時点における211.121.148.80 (トーク) - whois による版
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Glyph of Reincarnation (緑)
インスタント

この呪文は戦闘後にのみ唱えられる。
壁(Wall)1つを対象とする。このターン、それにブロックされたすべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。これにより死亡したクリーチャー1体につき、その壁によって最後にブロックされたクリーチャーをコントロールしていたプレイヤーの墓地にあるそのクリーチャー・カード1枚をそれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。


ブロックされたアタッカー墓地のクリーチャーに「転生(Reincarnation)」させるようなインスタントサイクルの中では珍しく、柔軟な使い方が期待できるのが特徴。

こちらの壁を利用する前提では、壁に変則的なバジリスク能力を与えるようなものといえる。一種の除去ではあるが相手の頭数は減らない。この使い方なら同じサイクルのカードであるGlyph of Doomに劣る。オーラ+1/+1カウンターなどの後付け強化を強引に引き剥がすために使うという利用法もできなくはない。

逆に、対戦相手の壁を利用するならば、こちらのアタッカーを「転生」させられる(同セットのReincarnationとほぼ同じ)。こちらの使い方では相手が壁を使っているかどうかという不確定要素がある。

オラクルの変遷

印刷時のテキストでは、リアニメイトは「Attackerの墓地からクリーチャーを1体選び、それをAttackerのコントロール下で戦場に戻す。」といった処理で行われていた。

1998年7月頃のオラクル更新で「Attacker」の箇所は「そのコントローラー」に変更された。

1999年9月頃のオラクル更新で「そのコントローラー」は「壁のコントローラー」と変更され、この効果で破壊した数だけ自分のクリーチャーリアニメイトできるようになっていたが、2001年8月頃のオラクル更新で「そのコントローラー」に戻された。また、2001年8月頃のオラクルでは「戦闘後にのみ唱えられる」タイミング制限が「戦闘終了ステップの間のみ唱えられる」に変更された。

印刷時とこの時点のオラクルテキストを比べると、「相手が攻撃させたルーン爪の熊/Runeclaw Bearをあなたが前兆の壁/Wall of Omensでブロックし、その後、あなたがルーン爪の熊のコントロールを得た」という状況において、前兆の壁を対象にこれを唱えた場合、印刷時のテキストでは、相手の墓地からクリーチャー・カードを戦場に出すのに対し、オラクルテキストでは、あなた(ルーン爪の熊のコントローラー)の墓地からクリーチャー・カードを戦場に出すという違いがある。(→July 2010 Update Bulletin参照)

オリジナルの機能を復元するために、2010年7月のオラクル更新で「そのコントローラー」は「最後の時点でその壁によってブロックされた状態になったクリーチャーをコントロールしていたプレイヤー」という複雑な表現に変更され、タイミング制限も「戦闘後にのみ唱えられる」に戻された。

関連カード

サイクル

レジェンドの、ブロックに参加している専用インスタントサイクル

イラストは全てSusan Van Campの手によるもの。

参考

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