X火力
提供:MTG Wiki
X火力(X Burn)とは、マナ・コストに「X」が含まれる火力呪文のこと。支払ったX分だけダメージを与える呪文が多い。
概要
Fireball / 火の玉 (X)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(1)多くなる。
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち望む数を対象とする。火の玉はそれらにそれぞれ、X点を端数を切り捨てて均等に割った点数のダメージを与える。
アルファ版の火の玉/Fireballを起源とする、最初期のマジックからの基本的なコンセプトの呪文。
固定ダメージの火力と比べれば効率が悪いが、小さく焼きたい序盤でも、ゲームを決めたい終盤でも、状況に合わせて使える。無限マナないしは一度に大量のマナを出すデッキにおいて勝ち手段に据えられる場合も多い。
単体の対象を取るもっともシンプルな基本X火力呪文は猛火/Blazeだが、悪魔火/Demonfireなど、コストや効果に微妙な差異のある様々な亜種や上位互換がある。
赤以外にも少数存在する。生命吸収/Drain Lifeに代表される黒のドレイン呪文などに多く、変形版として彼方からの雄叫び/Howl from Beyondなどの+X/+0修整を与える呪文も存在する。緑にも昔からハリケーン/Hurricaneなどが存在した。また青の天才のひらめき/Stroke of Geniusのような、Xドロー呪文もX火力と呼ばれる場合がある(大量のマナから、対戦相手のライブラリーアウトを狙うような使い方がされる場合)。→MoMaなど
- リミテッドでの影響力を考慮してか、第6版以降はほぼアンコモン以上でしか登場していない(参考)。その後コモンで登場したのは、リミテッドではXの値が大きく制限される霊魂焼却/Soul Burnと魂の消耗/Consume Spirit、クリーチャー限定で基本的に勝ち手段にならない熱光線/Heat Rayのみ。