魂の消耗/Consume Spirit
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Consume Spirit / 魂の消耗 (X)(1)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
Xは黒マナでしか支払えない。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。魂の消耗はそれにX点のダメージを与え、あなたはX点のライフを得る。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
ミラディンにおいて登場した、新たな黒のXドレイン。黒を象徴するカードの1つ、生命吸収/Drain Lifeの改良版にして上位互換。
生命吸収と比べてライフ回復側の挙動が強化されている(下記参照)が、強化目的というよりは、ルール文章と挙動をシンプルにしてわかりやすくするための変更だろう。実際、第9版以降の基本セットにも頻繁に再録されており、新たなドレイン呪文の基本として扱われていることがわかる。
X点ドレインカードの例に漏れず、これもXは黒マナ限定なので単色デッキでないとあまり力が発揮できない。多色デッキの場合は死のわしづかみ/Death Graspや霊魂焼却/Soul Burn、死せざる者への債務/Debt to the Deathlessなどから、色に合わせて使えばよいだろう。
- 生命吸収と比べ、ライフ回復量が「X点」と明言されているため、対象のライフおよびタフネスの量、またダメージを軽減されたりしても関係なく、確実にX点の回復ができる点が強化されている。
- マイコシンスの格子/Mycosynth Latticeを使えば、Xをどんな色でも支払える。
- ダメージおよび回復量は「X点」としか書いていないので、使用したマナの実際の色とは無関係に定まる。
- ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothを出しておくと、非常に使いやすい。
- X呪文の例によって第9版以後はアンコモンに昇格。むしろミラディンでコモンとして登場したのが疑問である。アーティファクト中心のミラディン・ブロックでは黒が相対的に弱いため強力カードをコモンに置きたかったのか、あるいは色マナを用意できる量が少なくなりがちなのでそれほど強力にならないと思われたのか。