カウンターモンガー
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カウンターモンガー(Counter-monger)は、アポカリプス参入後に現れた青黒緑のパーミッション系コントロールデッキ。もとはインベイジョン・ブロック構築のデッキだが、同時期のスタンダードでも活躍している。デッキ名のモンガー(monger)は魂売り/Spiritmongerから。
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概要
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
クリーチャー — ビースト(Beast)
魂売りがクリーチャーにダメージを与えるたび、魂売りの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(黒):魂売りを再生する。
(緑):魂売りは、ターン終了時まであなたが選んだ1色の色になる。
相手の厄介な呪文をカウンターで防ぎ、戦場に出されてしまったものは破滅的な行為/Pernicious Deedでリセット。自分のフィニッシャーである魂売り/Spiritmongerは再生して生き残らせ、そのまま殴り殺すというのが基本的な動き。
いわゆるグッドスタッフの1種であり、アポカリプスによって強力に支援された対抗色のカードがフル活用される。カウンター要員として神秘の蛇/Mystic Snakeや蝕み/Undermineが、全体除去として破滅的な行為/Pernicious Deedが、フィニッシャーとして魂売り/Spiritmongerが投入されている。
個々のカードが非常に優秀で、幅広い対応力・柔軟性を持つため、デッキパワーが非常に高い。他のデッキとも決して相性なども悪いわけではなかったのだが、数に飲み込まれてしまい、それほど目立った活躍を残せないままスタンダードを去ってしまった。エクステンデッドでも、さらに凶悪化するサイカトグの影に隠れてしまっている。全体的に呪文コストが重い構成だったのも原因と思われる。
インベイジョン・ブロック構築
- 備考
- グランプリデンバー01 優勝(参考)
- 使用者:Brett Shears
- フォーマット
メインデッキ | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (14) | 3 | ジャングルの障壁/Jungle Barrier | |
3 | 魂売り/Spiritmonger | 4 | 反論/Gainsay |
4 | 神秘の蛇/Mystic Snake | 3 | 撹乱/Disrupt |
3 | 疫病吐き/Plague Spitter | 4 | 頭の混乱/Addle |
4 | ヴォーデイリアのゾンビ/Vodalian Zombie | 1 | 破滅的な行為/Pernicious Deed |
呪文 (20) | |||
4 | 嘘か真か/Fact or Fiction | ||
4 | 排撃/Repulse | ||
3 | 破滅的な行為/Pernicious Deed | ||
4 | 蝕み/Undermine | ||
3 | 除外/Exclude | ||
2 | 悪意+敵意/Spite+Malice | ||
土地 (26) | |||
7 | 島/Island | ||
4 | 沼/Swamp | ||
3 | 森/Forest | ||
4 | 塩の湿地/Salt Marsh | ||
4 | ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast | ||
4 | ラノワールの荒原/Llanowar Wastes |
スタンダード(インベイジョン・ブロック期)
- 備考
- The Finals01 4位(参考)
- 使用者:八十岡翔太
- フォーマット
メインデッキ | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (7) | 4 | ジャングルの障壁/Jungle Barrier | |
3 | 魂売り/Spiritmonger | 4 | 反論/Gainsay |
4 | 神秘の蛇/Mystic Snake | 3 | 殺戮/Slay |
呪文 (29) | 2 | 禁制/Prohibit | |
4 | 嘘か真か/Fact or Fiction | 2 | 説得/Persuasion |
4 | 選択/Opt | ||
4 | 対抗呪文/Counterspell | ||
4 | 排撃/Repulse | ||
4 | 破滅的な行為/Pernicious Deed | ||
4 | 蝕み/Undermine | ||
3 | ロボトミー/Lobotomy | ||
2 | 悪意+敵意/Spite+Malice | ||
土地 (24) | |||
8 | 島/Island | ||
3 | 沼/Swamp | ||
4 | 森/Forest | ||
4 | 塩の湿地/Salt Marsh | ||
3 | ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast | ||
2 | ラノワールの荒原/Llanowar Wastes |
- オデッセイ参入後のスタンダードバージョン。
- The Finals01初日全勝者2名はいずれもこのデッキを使用。
- 極度にインベイジョン・ブロックに依存した構成になっている。インベイジョン・ブロック以外のカードはサイドボードを含めて僅か6枚しかない。