ファイレクシアのハイドラ/Phyrexian Hydra
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Phyrexian Hydra / ファイレクシアのハイドラ (3)(緑)(緑)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ハイドラ(Hydra)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ハイドラ(Hydra)
感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
ファイレクシアのハイドラにダメージが与えられる場合、そのダメージを軽減する。これにより軽減されたダメージ1点につき、ファイレクシアのハイドラの上に-1/-1カウンターを1個置く。
5マナ7/7という、感染持ちとは思えない大きなマナレシオを誇るクリーチャー。
巨大なサイズの分、苔男/Lichenthropeに似たデメリットを抱えてしまっている。回避能力がないので数回のチャンプブロックで萎んでしまうのが欠点で、特に先制攻撃持ちとの戦闘でははっきり不利になる。ダメージなら全て-1/-1カウンターになって残ってしまうので、火力にも注意が必要。一方、環境に溢れる感染持ちを相手にする際にはデメリットが帳消しとなる。
リミテッドの感染デッキでは及第以上の働きをしてくれる。5マナ7/7ははっきり言って脅威の一言で、このカードを捌くのに数枚のカードを使わせられれば戦いを有利に運べるだろう。回避能力などで攻撃を通してやれば、毒カウンターで一気に勝ちに近づく。 場が空であるなら速攻付加と組み合わせての一撃も面白い。100%ポテンシャルを生かすなら相手に対処される前に一撃を入れたいので、構築で使う場合このカードを中心に据えたコンボデッキになるだろう。 感染デッキに不足しがちな一撃の重さを埋める可能性を秘めている上に5マナと言うコンボ可能なマナ域であることも手伝って、生かしてみたいと考えさせられるカードである。
- 1ダメージごとにサイズが 1/1 ずつ小さくなっていくという振る舞いは、大先輩であるRock Hydraにも通じる。その意味で「首を落とされると弱体化していく」ハイドラらしい性格は再現されていると言えるだろう。
参考
- ファイレクシア/Phyrexia(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ファイレクシア陣営 - レア