ウーズ
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ウーズ/Oozeは、クリーチャー・タイプの1つ。いわゆるスライムである。
初出はレジェンドの始源の軟泥/Primordial Ooze。数は少ないもののたびたび新しいものが登場している。
緑を中心に黒と赤にも存在している。「何でも取り込んで消化し、増殖していく」というフレーバーから、置物破壊能力を持つものや、クリーチャーやカウンター、墓地のカードを取り込んでパワー/タフネスを成長させたり、トークンを生成したり、能力を得たりするものがある。
タイプ的カードとしてトークン生成とウーズの強化を行う生体性軟泥/Biogenic Oozeおよび生廃棄物の泥塊/Biowaste Blobが存在するほか、ウーズの数だけ強化される前駆軟泥、エーヴ/Aeve, Progenitor Ooze、ウーズでないクリーチャーを除去するゼラチナス・キューブ/Gelatinous Cubeがいる。
ウーズ・トークンを生成するカードは上述したものやヴァンガードのKresh the Bloodbraided Avatarを含め多数存在する。パワーとタフネスは不定でトークンを出す際に決定するものが多い。(→トークン一覧)
伝説のウーズは霊気走破現在、13体存在する(「伝説の(Legendary)・ウーズ(Ooze)」でWHISPER検索)。
- 比較的稀少度が高い。アン・カードを除けばコモンのウーズは腐食軟泥/Corrosive Oozeが初。
- カード名ではしばしば軟泥と訳されるが、そのままウーズとなっていることもあり、翻訳には幅がある。
- タイプ的カードが長らく存在しておらず、かつてMark Rosewaterは「ウーズ・トークンを生成するカードが多いギルド門侵犯は作るチャンスだったが、それを逃してしまった。近いうちに登場させたい」と述べていた[1]。その後、ラヴニカの献身で初のタイプ的カードである生体性軟泥が登場した[2]。
- ウーズ(スライム)をテーマにした特殊セットとして、Secret Lair Drop Series: Prime Slimeが存在する。
- コンフラックス発売時点のDoug Beyerいわく、ウーズのフレイバーにおいて「自我がない」という点は決定的であり、このためサイズの変化を特徴としながら白や青には(クラージ実験体/Experiment Krajを除いて)そぐわないとしている[3]。もっとものちにはシミック連合/The Simic Combineとは無関係な青含みのウーズも何体か登場している。
[編集] 脚注
- ↑ Say When/「いつ」の話(Making Magic 2014年12月8日 Mark Rosewater著)
- ↑ City Talk/街語り(Making Magic 2019年1月14日 Mark Rosewater著)
- ↑ The Vorthos Awards: Conflux Edition - Wayback Machine(2009年2月21日アーカイブ分)(Savor the Flavor 2009年2月18日 文:Doug Beyer)