パラドックス
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パラドックス/Paradoxはドクター・フー統率者デッキ初出の能力語。
Sisterhood of Karn / カーンのシスターフッド (1)(緑)
クリーチャー — クレリック(Cleric)
クリーチャー — クレリック(Cleric)
カーンのシスターフッドは+1/+1カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。
パラドックス ― あなたがあなたの手札以外から呪文1つを唱えるたび、カーンのシスターフッドの上にある+1/+1カウンターの個数を2倍にする。
Surge of Brilliance / 光輝の高揚 (1)(青)
インスタント
インスタント
パラドックス ― このターンにあなたがあなたの手札以外から唱えた呪文1つにつき1枚のカードを引く。
予顕(1)(青)(あなたのターンの間、あなたは(2)を支払って、あなたの手札にあるこのカードを裏向きに追放してもよい。後のターンに、予顕コストでこれを唱えてもよい。)
[編集] 解説
あなたが「あなたの手札」以外から呪文を唱えることを参照する能力を指す。
ドクター・フー統率者デッキでは構築済みデッキ『パラドックスパワー/Paradox Power』(青赤緑)のテーマとなっている。パーマネントの持つパラドックスは手札以外から唱えたときに誘発する誘発型能力だが、インスタント・ソーサリーの持つパラドックスはこのターン該当条件を満たした回数により効果量が変化する呪文能力となっている。
- 同様の条件を参照するカードとして、過去のセットにも見張るもの、ヴェイガ/Vega, the Watcherやポクスウォーカー/Poxwalkersなどが登場していた。
- 「パラドックス(逆説)」とは、一見正しそうに見える前提や理論から、納得しがたい結論にたどり着いてしまうこと。
- 『ドクター・フー』をはじめとしたサイエンス・フィクションで用いられるパラドックスで特に有名なものは、「タイムパラドックス」であろう。これは、タイムトラベルした先の過去で取った行動により、自分がいた本来の未来とは矛盾が生じてしまうことである。マジックの背景世界においては、タルキール覇王譚ブロックのストーリーがまさにこれを扱っている。
[編集] ルール
- 呪文能力のパラドックスは、それを持つ呪文自身を手札以外から唱えた場合も「手札以外から呪文を唱えた回数」に数える。
- パラドックスの誘発型能力を持つパーマネント・カードを手札以外から唱えた場合、それ自身の持つパラドックス能力は誘発しない。そのパラドックス能力は戦場でのみ機能するからである。
- 呪文のコピーは、それを「唱える」と書かれていない限りは唱えたものとして扱わないのでパラドックスの条件を満たさない。