麻雀
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麻雀は、中国発祥、日本を含む世界中で遊ばれている3~4人用のテーブルゲーム。14枚の手牌を自分の手番ごとに1枚ずつ入れ替え、一定の規則に従った「役」を完成させることを目的とする。
マジックと多くの類似点を持つせいか、マジックのプレイヤーで麻雀をやる人は多い。 かつてのRPGマガジンにて行われた毎月一人ずつのトッププレイヤーインタビューにおいて、“ほぼ全員”が麻雀の経験者で、「麻雀によって他人の手を想像したり、駆け引きしたりするカンが養われた」と答えている。これにはインタビュアーの鶴田慶之も呆れていた。
日本各地に作られたマジックのチーム内でも、デュエルに飽きてくると麻雀を行う例が多かったらしく、よくよくマジックのプレイヤーとは相性のいいゲームらしい。
[編集] 用語
マジックの用語にも「麻雀」の影響を受け、そのまま使われているものが数多い。
- 牌
- 中国語版ではカードがそのまんま「牌」と訳されている。
- 配牌
- 最初に引いた7枚の「初期手札」を「配牌」という。
- テンパイ
- 相手を倒すのに十分な手札が揃っている場合を「聴牌」と呼ぶ。「テンパる」の語源もこれ。
- コンボデッキでコンボパーツが1枚足りない=それを引けばコンボ完成の時をさす(例:「後で聞いたら、相手の手札はテンパイだったらしい」)。
- ちなみに、「初期手札」で既に勝っている場合を「天和」と呼ぶ。
- 有効牌・不要牌
- 腐っているかどうかで呼び分ける。有効札・不要札。
- 上家・下家
- ドラフトで上流を上家(かみちゃ)、下流を下家(しもちゃ)と呼ぶ。多人数戦でも同様。
- 他の麻雀用語はあくまでマジックにおいて俗な言い換えであり頻発するわけではないのに対し、上家・下家という言い方はイベントカバレージでも多用される(日本公式サイトを「上家 下家」で検索)。
- 対面
- 4人対戦において、左隣でも右隣でもなく正面にいる対戦相手を対面(トイメン)と呼ぶ。
- 飛ぶ
- 多人数戦で、点数(つまりライフ)が0になって敗北することを俗に「飛ぶ」と言う(→Wikipedia:ja:箱 (麻雀))。
- 麻雀では通常、1人が飛んだ時点で半荘(マジックで言うマッチのようなもの)が終了するというレギュレーションが主流だが、マジックではそのまま続行する(多人数戦#ゲームから離れたプレイヤーに関するルール)。
当然ながら、どれも麻雀をプレイしない人には大抵通じない用語であるため、使用する場合は注意する必要がある(もっとも、トッププレイヤーを含む数多くのプレイヤーが普通に使っているため、全く麻雀を触ったことのない人でもマジック用語や通称だと思って覚えてしまっているものも多いが)。
また積み込みなど、元は麻雀固有の用語であったものが広まってMTGを含めた様々なゲームにおいて使われるようになった例も多い。
Marjhanという似た発音のカードがある。 あちらは第一音節に強勢がある。