エターナルウインド

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(4人の利用者による、間の4版が非表示)
21行: 21行:
 
*これが猛威を振るった理由の一つに、当時このデッキの天敵である[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]が[[メタゲーム]]の関係であまり使われなくなっていたことが挙げられる。
 
*これが猛威を振るった理由の一つに、当時このデッキの天敵である[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]が[[メタゲーム]]の関係であまり使われなくなっていたことが挙げられる。
 
*呪文を何度も唱え続ける関係上、[[抵抗の宝球/Sphere of Resistance]]や[[呪文ショック/Spellshock]]も天敵である。
 
*呪文を何度も唱え続ける関係上、[[抵抗の宝球/Sphere of Resistance]]や[[呪文ショック/Spellshock]]も天敵である。
**広島の後に行われた[[マスターズ横浜03]]で[[Gabriel Nassif]]がこのデッキを使用して決勝まで勝ち進んだが、対戦相手の[[Bob Maher]]が[[サイドボード]]から投入した抵抗の宝球によりあえなく破れ、準優勝となった。
+
**広島の後に行われた[[マスターズ横浜03]]で[[Gabriel Nassif]]がこのデッキを使用して決勝まで勝ち進んだが、対戦相手の[[Bob Maher]]が[[サイドボード]]から投入した抵抗の宝球によりあえなく敗れ、準優勝となった。
 
*上述の破滅的な行為や[[平穏/Tranquility]]などの大量エンチャント[[破壊]]をまともに受けると大変なことになる。それを防ぐために[[サイドボード]]に[[軽快なリフレイン/Lilting Refrain]]を4枚投入することが多い。
 
*上述の破滅的な行為や[[平穏/Tranquility]]などの大量エンチャント[[破壊]]をまともに受けると大変なことになる。それを防ぐために[[サイドボード]]に[[軽快なリフレイン/Lilting Refrain]]を4枚投入することが多い。
 
*[[クリーチャー]]やエンチャントへの対処法が少ないため、[[古の法の神/Kami of Ancient Law]]、[[浄化の印章/Seal of Cleansing]]にかなり弱い。
 
*[[クリーチャー]]やエンチャントへの対処法が少ないため、[[古の法の神/Kami of Ancient Law]]、[[浄化の印章/Seal of Cleansing]]にかなり弱い。
 +
*現在では追加の土地のプレイのルールが変更になったため([[踏査/Exploration]])、弱体化している。
  
 
==サンプルレシピ==
 
==サンプルレシピ==
93行: 94行:
 
|}
 
|}
  
*一番最初に登場した時のデッキ。
+
*最初に登場した時のデッキ。
*[[サイドボード]]に1枚ずつ入っている[[土地]]と[[クリーチャー]]は、当時一般的だった[[願い]](このデッキでは[[生ける願い/Living Wish]])を用いた[[シルバーバレット]]戦略用である。
+
*[[サイドボード]]に1枚ずつ入っている[[土地]]と[[クリーチャー]]は、当時一般的だった[[ウィッシュボード]]である。
  
 
==参考==
 
==参考==
100行: 101行:
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
  
[[Category:緑青デッキ|えたあなるういんと]]
+
{{DEFAULTSORT:えたあなるういんと}}
[[Category:コンボデッキ|えたあなるういんと]]
+
[[Category:緑青デッキ]]
[[Category:無限コンボデッキ|えたあなるういんと]]
+
[[Category:コンボデッキ]]
[[Category:ロックデッキ|えたあなるういんと]]
+
[[Category:無限コンボデッキ]]
[[Category:緑青コンボデッキ|えたあなるういんと]]
+
[[Category:ロックデッキ]]
[[Category:緑青ロックデッキ|えたあなるういんと]]
+
[[Category:緑青コンボデッキ]]
[[Category:テンペスト期のエクステンデッドデッキ|えたあなるういんと]]
+
[[Category:緑青ロックデッキ]]
 +
[[Category:テンペスト期のエクステンデッドデッキ]]

2023年8月3日 (木) 17:29時点における最新版

エターナルウインド(Eternal Wind)は、エンチャントレスデッキの一種で、気流の言葉/Words of Windを使ったロックに近いデッキ。「エンドレスウインド」と呼ばれることもある。2003年のエクステンデッドメタ外から突如登場し、猛威を振るった。


Argothian Enchantress / アルゴスの女魔術師 (1)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。

0/1


Words of Wind / 気流の言葉 (2)(青)
エンチャント

(1):このターン、次にあなたがカードを引く代わりに、プレイヤーはそれぞれ自分がコントロールするパーマネントを1つ、オーナーの手札に戻す。


エンチャントレスドローエンジンコンボパーツを兼ねる。

各種エンチャントセラの聖域/Serra's Sanctumによるマナ加速とエンチャントレスによるドローにより準備を整える。その後、「エンチャントレス2枚以上」と「繁茂/Wild Growthなどをつけて土地2つから6マナ以上出せる状態」とフェアリーの大群/Cloud of Faeries戦場に揃ったら、

  1. 土地からマナを引き出して繁茂を唱える
  2. エンチャントレスの能力が2ドロー分誘発するので、気流の言葉/Words of Wind起動してそれを置換、既に戦場にある他の繁茂とフェアリーの大群/Cloud of Faeries手札戻す
  3. フェアリーの大群を唱えて戦場に出す。土地アンタップする。
  4. 1に戻る。

という手順を繰り返して無限マナを生成する。この過程で対戦相手パーマネントを2つ手札に戻すことになるため、繰り返していれば対戦相手パーマネントはきれいさっぱり無くなる。

大量マナを出した後のフィニッシャー生ける願い/Living Wish経由のラクァタス大使/Ambassador Laquatusなど。

コンボの完成が速い(4ターン程度)うえ、対策していないと対処が非常に難しい。このデッキは、相手がどんなクリーチャーを出してもほとんど影響が無く、カウンターにも強い(打ち消されてもエンチャントレスでドローできる)ためである。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (6)
3 アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress
3 フェアリーの大群/Cloud of Faeries
呪文 (32)
4 繁茂/Wild Growth
4 肥沃な大地/Fertile Ground
4 踏査/Exploration
4 退去の印章/Seal of Removal
4 女魔術師の存在/Enchantress's Presence
4 大あわての捜索/Frantic Search
3 生ける願い/Living Wish
2 交易路/Trade Routes
3 気流の言葉/Words of Wind
土地 (22)
13 森/Forest
7 島/Island
2 セラの聖域/Serra's Sanctum
サイドボード
4 軽快なリフレイン/Lilting Refrain
2 浄化の印章/Seal of Cleansing
2 プロパガンダ/Propaganda
1 セラの聖域/Serra's Sanctum
1 ラクァタス大使/Ambassador Laquatus
1 アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress
1 現実主義の修道士/Monk Realist
1 マスティコア/Masticore
1 金粉のドレイク/Gilded Drake
1 フェアリーの大群/Cloud of Faeries

[編集] 参考

MOBILE