ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade

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Goblin Grenade / ゴブリンの手投げ弾 (赤)
ソーサリー

この呪文を唱えるための追加コストとして、ゴブリン(Goblin)を1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゴブリンの手投げ弾はそれに5点のダメージを与える。


フォールン・エンパイアの優良コモンの1つ。追加コストゴブリン1体が必要だが、たったそれだけでなんと1マナ5点火力という破格の性能。その破壊力はゴブリン・バーンデッキで重宝された。火種クリーチャーなので除去に対応したりコンバット・トリック風の使い方をして簡単にアドバンテージを稼げないようにとの配慮だろう、リメイク版ともいえる命知らず/Reckless Abandon同様、ソーサリーである。それでもダメージ量が大きいためこれだけで大抵のクリーチャーは除去できる。黎明期のゴブリンは個性に乏しく、数で押すことが重要だったので追加コストも思うほど安くは無かった。しかしカードプールが豊富になった現在ではゴブリンもかなり多芸な種族となり、状況に応じて一番不要なゴブリンを躊躇なく火種に出来るようになった。

  • コモンであり絵柄が3種類あるため、少ないパックで必要な枚数を揃えることができた。Hymn to Tourachもそうだが、こういう強力なカードの入手が容易だったおかげで大量にパックを買う必要性が生まれず、フォールン・エンパイアがあまり売れなかった、と言われている。
  • 3種類のイラストの内、実はある1枚のカードに描かれているゴブリンのモリにはちょっとした秘密がある。わからない人は画像をよく見てみよう。Ron Spencerのちょっとしたお遊びだそうだ。

関連カード

主な亜種

追加コストとして何かを生け贄に捧げる単体火力には、後にいくつかの亜種が作られている。

ストーリー

ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenadeは可燃性混合物を収めた容器や爆弾の一種。手投げ弾とは名ばかりでゴブリンの手によって直接目標まで運ばれそのまま爆発させたり、ゴブリンと一緒に目標に投げつけられる。

サーペイディア/Sarpadia暗黒時代の兵器として登場した。

小説And Peace Shall Sleepでは、リーオッド・ダイ/Reod Daiがサーペイディアのゴブリンへ製造法を伝えた兵器の一つ。別名Goblin Eggゴブリンの卵)。使用者自身も爆死する自殺的な武器であるが、リーオッドは、作動を確実なものとするため持ち運ぶ必要があるとゴブリンに説明、納得させている。

漆黒の手教団/Order of the Ebon HandGenkr Nik(ジェンカ・ニク)はリーオッドを拷問にかけゴブリンの卵の製造法を聞き出そうとした。

登場作品

参考

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