セレンディブのイフリート/Serendib Efreet

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(15人の利用者による、間の22版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Serendib Efreet}}
 
{{#card:Serendib Efreet}}
  
[[マジック]]創世記の[[]]らしくない[[カード]]の代表格。3[[マナ]]と安価な[[マナ・コスト]]であるにもかかわらず、3/4[[飛行]]持ちという破格の大きめ[[クリーチャー]]である。ただし、デメリットとして毎ターン1点の[[ダメージ]]を受ける。このデメリットは、今の青にはない特色だろう。
+
高い[[マナレシオ]][[飛行]]を持つが、[[コントローラー]]に毎[[ターン]][[ダメージ]][[与える]][[ペナルティ能力]]を持った[[イフリート]]
  
黎明期の[[Tropical Sky]]等の主力クリーチャーとなった他、現在の[[エターナル]]でも[[フェアリー・ストンピィ]]などの青系の[[ビートダウン]]で採用される事がある。
+
[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]黎明期の[[青]][[色の役割|らしくない]][[カード]]および[[ライフ]]過大評価の代表格。3[[マナ]]と安価な[[マナ・コスト]]であるにもかかわらず、3/4飛行持ちという破格の[[クリーチャー]]であり、攻守に活躍する。ペナルティ能力も[[Juzam Djinn]]と同様些細なデメリットであり、問題にされることはほとんどない。
 +
 
 +
[[タフネス]]4という、[[稲妻/Lightning Bolt]]で落ちない点が特に強力なポイント。黎明期の[[Tropical Sky]]等の主力クリーチャーとなったほか、[[エターナル]]でも[[フェアリー・ストンピィ]]などの青系の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]で採用されることがあった。
 +
 
 +
*[[リバイズド]]では手違いにより、{{Gatherer|id=1221}}が[[Ifh-Biff Efreet]]となってしまっていることで有名。枠も[[緑]]であるため、ぱっと見ではどちらのカードかさえ分かりづらい。[[2006年]]時点での[[色の役割]]でなら[[黒]]だとも言われてしまっている。
 +
*[[サマーマジック]]版では、上記の間違いが訂正され、正しい[[絵|イラスト]]に直されたが、[[アーティスト]]名は誤植されたままだった。このエラーのため、希少度的には[[ブルーハリケーン]]を超える[[エラーカード]]とされている(ブルーハリケーンが[[アンコモン]]であるのに対し、これは[[レア]]であるというのがその大きな理由である)。その希少性のため、海外ではブルーハリケーン以上の値がついている。
 +
**実際に国内では[[2015年]]6月にオンラインショップで480万円の価格が付けられて売りに出されていた([http://johnnyshop1983.diarynote.jp/201506041645485822/ 参考])。
 +
*[[心霊破/Psionic Blast]]と共に[[タイムシフト]]の目玉の1つとして[[再録]]が検討されていた。最終的には「単に強力なクリーチャー」ではなく「明らかに[[壊れ]]ている」と判断され、再録は見送られた(→[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/not-their-time-2006-10-06 Not Their Time]参照)。
 +
**その後[[From the Vault:Exiled]]に{{Gatherer|id=194970|新規イラスト}}で収録され、新枠での再録となった。
 +
*[[エターナルマスターズ]]でも再録され、日本語版カード名が与えられた。
 +
[[エクステンデッド]]では[[1997年]]7月1日の制定当時から[[禁止カード]]である。
  
*[[リバイズド]]では手違いにより、{{Gatherer|Serendib Efreet}}が[[Ifh-Biff Efreet]]となってしまっていることで有名。枠も緑であるため、ぱっと見ではどちらのカードかさえ分かりづらい。
 
*[[サマーマジック]]版では、上記の間違いが訂正され、正しいイラストに直されたが、アーティスト名は誤植されたままだった。このエラーのため、希少度的には[[ブルーハリケーン]]を超える[[エラーカード]]とされている([[ブルーハリケーン]]が[[アンコモン]]であるのに対し、これは[[レア]]であるというのがその大きな理由である)。その希少性のため、海外ではブルーハリケーン以上の値がついている。
 
*[[心霊破/Psionic Blast]]と共に[[タイムシフト]]の目玉の1つとして再録が検討されていた。最終的には「単に強力なクリーチャー」ではなく「明らかに壊れている」と判断され、再録は見送られた。
 
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[セレンディブ/Serendib]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[セレンディブ/Serendib]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:アラビアンナイト]] - [[アンコモン]]2
 
*[[カード個別評価:アラビアンナイト]] - [[アンコモン]]2
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[レア]]
+
*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]]
 +
*[[From the Vault:Exiled]]

2023年8月3日 (木) 12:30時点における最新版


Serendib Efreet / セレンディブのイフリート (2)(青)
クリーチャー — イフリート(Efreet)

飛行
あなたのアップキープの開始時に、セレンディブのイフリートはあなたに1点のダメージを与える。

3/4

高いマナレシオ飛行を持つが、コントローラーに毎ターンダメージ与えるペナルティ能力を持ったイフリート

マジック黎明期のらしくないカードおよびライフ過大評価の代表格。3マナと安価なマナ・コストであるにもかかわらず、3/4飛行持ちという破格のクリーチャーであり、攻守に活躍する。ペナルティ能力もJuzam Djinnと同様些細なデメリットであり、問題にされることはほとんどない。

タフネス4という、稲妻/Lightning Boltで落ちない点が特に強力なポイント。黎明期のTropical Sky等の主力クリーチャーとなったほか、エターナルでもフェアリー・ストンピィなどの青系のビートダウンで採用されることがあった。

エクステンデッドでは1997年7月1日の制定当時から禁止カードである。

[編集] 参考

MOBILE