ゼナゴス/Xenagos

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[[テーロス/Theros]]のスコラ谷/Skola Valley出身の[[サテュロス]]男性、[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]{{Gatherer|id=374996}}
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[[テーロス/Theros]]の[[サテュロス/Satyr#スコラ谷/Skola Valley|スコラ谷/Skola Valley]]出身の[[サテュロス/Satyr]][[プレインズウォーカー/Planeswalker]]。男性。[[ヤギ|山羊]]のような下半身と四本の角を持つ({{Gatherer|id=374996}})。
  
 
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===神々の軍勢===
 
===神々の軍勢===
殺戮の神[[モーギス/Mogis]]が率いる[[ミノタウルス]]との戦いに勝利した、[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|エルズペス/Elspeth]]が率いる人間たちは、勝利を祝う祝賀会を開催していた。しかしゼナゴスはそれを神になるための儀式として利用し、遂に彼は[[歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels|神となった]]。エルズペスはゼナゴスを神にしてしまった原因を作ったとされ、荒野に追放されてしまう。
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殺戮の神[[モーギス/Mogis]]が率いる[[ミノタウルス/Minotaur#テーロス|ミノタウルス/Minotaur]]との戦いに勝利した、[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|エルズペス/Elspeth]]が率いる人間たちは、勝利を祝う祝賀会を開催していた。しかしゼナゴスはそれを神になるための儀式として利用し、遂に彼は[[歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels|神となった]]。エルズペスはゼナゴスを神にしてしまった原因を作ったとされ、荒野に追放されてしまう。
  
 
神となった彼に、テーロスの神々は恐れを抱いていた。なぜなら神々は直接他の神を追放することができないからだ。そんな中[[ヘリオッド/Heliod]]は秩序を取り戻すため、ゼナゴスを討ち滅ぼすための準備を進めていた。
 
神となった彼に、テーロスの神々は恐れを抱いていた。なぜなら神々は直接他の神を追放することができないからだ。そんな中[[ヘリオッド/Heliod]]は秩序を取り戻すため、ゼナゴスを討ち滅ぼすための準備を進めていた。

2020年1月29日 (水) 00:27時点における最新版

ゼナゴス/Xenagosテーロス・ブロックのキャラクター。カードとしてはテーロス歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Revelerが初出。

目次

[編集] 解説

テーロス/Therosスコラ谷/Skola Valley出身のサテュロス/Satyrプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。山羊のような下半身と四本の角を持つ(イラスト)。

[編集] テーロス

ゼナゴスは快楽を追求し、悪ふざけを企て、狂宴を愛する典型的なサテュロスであり、同族を浮かれ騒ぎに駆り立てる能力の高さによって狂宴の主を務めていた。ゼナゴスのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが点った時、彼はその力によってあらゆる次元/Planeに騒々しくも屈託のない狂宴をもたらして多元宇宙/Multiverseの楽しみを全て味わおうとした。しかし、彼はすぐに幻滅しだした。テーロスの神々はテーロスのみの神であり、他の世界には何の影響をもたらさない存在であるという知識は、ゼナゴスにこの世界の理も何もかも全てを茶番のように見せた。彼は再びサテュロスの狂宴に戻ったが、もう以前のようにそれを楽しむことができなくなった。

しかし彼は無気力な状態に陥ることを拒絶し、死を免れぬ者から神となることを企んでいる。

[編集] 神々の軍勢

殺戮の神モーギス/Mogisが率いるミノタウルス/Minotaurとの戦いに勝利した、エルズペス/Elspethが率いる人間たちは、勝利を祝う祝賀会を開催していた。しかしゼナゴスはそれを神になるための儀式として利用し、遂に彼は神となった。エルズペスはゼナゴスを神にしてしまった原因を作ったとされ、荒野に追放されてしまう。

神となった彼に、テーロスの神々は恐れを抱いていた。なぜなら神々は直接他の神を追放することができないからだ。そんな中ヘリオッド/Heliodは秩序を取り戻すため、ゼナゴスを討ち滅ぼすための準備を進めていた。

  • 神々の軍勢のトレーラーでは、彼が語る神々の軍勢に至るまでのストーリーを聞くことができる。
  • 神となっても依然としてプレインズウォーカーのままであり、灯は失っていない[1]
  • テーロス・ブロック時点では、ゼナゴスが神となるまでは赤緑の神の座は空位であり、神々は十四柱のみ存在したと説明されていた[2]。後のテーロス還魂記では、赤緑の神としてはクローティス/Klothysが遥か昔から存在していたが、死の国/The Underworldで永遠の看守を務めていたため神の座を空位にしていたと説明された。

[編集] ニクスへの旅

ゼナゴスはニクス/Nyxにて、天界の生き物たちを捕らえて力を得ていた。エルズペスとアジャニ/Ajaniは苦難の末にニクスに到達し、ゼナゴスと対峙する。エルズペスが帯びる、神をも傷つけるによって彼は討たれた。ニクスで死したため、エレボス/Erebosの統べる死の国へ向かうこともなく、完全に消滅した[3]

  • 2014年時点での公式記事では「死の国へと渡ったのか、それとも他の運命を迎えたのかは定かではない」と解説されていた[4]

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

神々の軍勢
ゼナゴスの狂信者/Fanatic of Xenagos
神を討て (チャレンジ・デッキ)
ゼナゴスの嘲笑/Xenagos's Scornゼナゴスの一撃/Xenagos's Strike

[編集] フレイバー・テキストに登場

テーロス
無効/Annul破壊的な享楽/Destructive Revelry
神々の軍勢
無謀な歓楽者/Reckless Reveler
ニクスへの旅
大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel奔放なる遊戯/Rollick of Abandonサテュロスの重装歩兵/Satyr Hoplite倒れし神の宴/Revel of the Fallen God

[編集] イラストに登場

ニクスへの旅
神討ち/Deicide信者の沈黙/Silence the Believers
神を討て (チャレンジ・デッキ)
お祭り騒ぎの群れ/Rollicking Throng突発的な突進/Impulsive Charge、ゼナゴスの嘲笑/Xenagos's Scorn、ゼナゴスの一撃/Xenagos's Strike

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] その他

  • サテュロスに関連していること、神に「なった」こと、そして歓楽の神であることから、モチーフはギリシャ神話における豊穣と葡萄酒の神、ディオニューソスであると思われる。ゼウスと浮気相手の間に生まれたディオニューソスはゼウスの妻ヘーラーに憎まれ、長い間逃亡生活を送っていたが、後に正式に神の仲間入りを果たした。逃亡期間中に身につけた葡萄栽培とワイン醸造の技術で多くの信者を獲得しており、特にサテュロスと呼ばれる半人半獣の信者と、マイナスと呼ばれる熱狂的な女性信者で知られる。彼らの乱痴気騒ぎは酒(エタノール)による酩酊を表しているものとされる。
    • またサテュロスの外見を持つ神という点では、同神話の牧羊神パーンに近い。

[編集] 脚注

  1. So, Xenagos, is he still a planeswalker? If he...(A Voice for Vorthos 2014年1月15日 Doug Beyer著)
  2. Was there a RG God before Xenagos' ascension? If...(A Voice for Vorthos 2014年1月15日 Doug Beyer著)
  3. Where It's At/それは「どこ」にあるMaking Magic 2019年3月11日 Mark Rosewater著)
  4. Checking in on the Planeswalkers/プレインズウォーカー達の現状(Feature 2014年6月17日 Doug Beyer著)

[編集] 参考

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