ゼロ除算/Divide by Zero

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2021年10月15日 (金) 17:01時点におけるPalmatumn (トーク | 投稿記録)による版
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Divide by Zero / ゼロ除算 (2)(青)
インスタント

マナ総量が1以上の、呪文1つかパーマネント1つを対象とする。それをオーナーの手札に戻す。
履修を行う。(あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーである講義(Lesson)カード1枚を公開しあなたの手札に加えるか、カード1枚を捨てカード1枚を引くか、どちらかを行ってもよい。)


履修付きのバウンス呪文パーマネントでもスタック上の呪文でもバウンスできるが、0マナのものは対象にできない。

講義を引き込めばアドバンテージを失わないのがありがたく、コントロールデッキが時間稼ぎするのにはうってつけ。キャントリップではないが、手札が減らないバウンスとしては排撃/Repulseの系譜に連なる。

土地マナ総量0なので、パーマネントのバウンスとしては実質的に分散/Disperseよりやや狭い。特に0マナのトークンを戻して除去する使い方ができない点は気にかかる。一方で呪文バウンスとしては打ち消しているわけではないため、打ち消されない呪文に対しても時間を稼げる点が強み。0マナの呪文は手札に戻してもどうせすぐ唱え直されてしまうため気にしなくていいだろう。

登場時点のスタンダードではアドバンテージ付きバウンスとしては強力すぎる競合相手である厚かましい借り手/Brazen Borrowerに蓋をされていたが、ローテーション後に成立したイゼット天啓で活躍している。メインの勝ち筋が重くノンクリーチャーであるこのデッキにおいて、対戦相手を減速させながら環境科学/Environmental Sciencesによる土地サーチマスコット展示会/Mascot Exhibitionによるクリーチャーの展開に繋げられるのはとても噛み合っている。呪文のコピーフラッシュバックに対してはバウンスが実質的に打ち消しとなる点も追い風。

その他、同じセットではアルカイックの教え/Teachings of the Archaicsシナジーがあり、バウンスによって相手の手札を増やすことでドローを成功させやすくできる。

  • ゼロ除算とは0で割る割り算のこと。数学上このような割り算の値を定義することはできず、計算は不可能である。簡単な説明としては、例えば1÷0=aと置くと、a×0=1であるが、このようなaは存在しない。
    • コンピューターのプログラム上でこの計算が発生すると様々な不具合を起こす。フレーバーテキストはこの事を指していると思われる。denominatorは「共通の性質」の意味だけではなく「分母/割る数」という意味がある。
"Misery. Inadequacy. Failure. The common denominator is you."
「悲惨。不適切。失敗。その共通項はお前だ。」

関連カード

サイクル

ストリクスヘイヴン:魔法学院の、アンコモン履修を行うカードサイクル。各に1枚(のみ2枚)存在する。

参考

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