ネコルーの女王、ワシトラ/Wasitora, Nekoru Queen

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[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[ペーパーバック小説]]シリーズ、[[Assassin's Blade]]・[[Emperor's Fist]]・[[Champion's Trial]]に登場したキャラクターが10年以上を経て[[カード]]化。[[布告]]もしくは[[飛行]]を持つ3/3の[[トークン]]を[[生成]]する[[サボタージュ能力]]を持つ[[伝説の]][[猫]]・[[ドラゴン]]。
 
[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[ペーパーバック小説]]シリーズ、[[Assassin's Blade]]・[[Emperor's Fist]]・[[Champion's Trial]]に登場したキャラクターが10年以上を経て[[カード]]化。[[布告]]もしくは[[飛行]]を持つ3/3の[[トークン]]を[[生成]]する[[サボタージュ能力]]を持つ[[伝説の]][[猫]]・[[ドラゴン]]。
  
飛行と[[トランプル]]を持つため[[攻撃]]を通しやすく、サボタージュ能力を[[誘発]]させやすい。[[対戦相手|相手]]が[[クリーチャー]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しているかに限らず[[ボード・アドバンテージ]]を得ることが確定しているため、状況に依らず使いやすい。また、[[始祖ドラゴン/The Ur-Dragon]]のような[[ドラゴン]]の数が重要になる[[統率者]]との相性も良好。
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飛行と[[トランプル]]を持つため[[攻撃]]を通しやすく、サボタージュ能力を[[誘発]]させやすい。[[対戦相手|相手]]が[[クリーチャー]]を[[コントロール]]しているかに限らず[[ボード・アドバンテージ]]を得ることが確定しているため、状況に依らず使いやすい。また、[[始祖ドラゴン/The Ur-Dragon]]のような[[ドラゴン]]の数が重要になる[[統率者]]との相性も良好。
  
*小説では6匹の子供がいる(うち生き延びたのは5匹)ため、[[トークン・カード]][http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/tokens-commander-2017-edition-2017-08-11 参考])に描かれているのはその子猫だと考えられる。名前はそれぞれPeribet、Sindoya、Hayokai、Kubiho、Tsukikage、Maigoyume。
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*小説では6匹の子供がいる(うち生き延びたのは5匹)ため、[[トークン・カード]]<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/tokens-commander-2017-edition-2017-08-11 The Tokens of Commander (2017 Edition)]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0019404/ 『統率者(2017年版)』のトークン](Feature [[2017年]]8月11日 [[Chris Gleeson]]著)</ref>に描かれているのはその子猫だと考えられる。名前はそれぞれPeribet、Sindoya、Hayokai、Kubiho、Tsukikage、Maigoyume。
  
 
==開発秘話==
 
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[[統率者2017]]には元々、複数の[[構築済みデッキ]]に入る[[アンコモン]]の[[サイクル]]を作るという計画があった。当初[[変わり身/Changeling]]([[多相]]持ち)だったこのサイクルは、2つの[[クリーチャー・タイプ]]を持つ[[クリーチャー]]として検討し直されることとなったが、[[猫]]・[[ドラゴン]]という組み合わせはあまりに奇妙で、実現困難に思われた。
 
[[統率者2017]]には元々、複数の[[構築済みデッキ]]に入る[[アンコモン]]の[[サイクル]]を作るという計画があった。当初[[変わり身/Changeling]]([[多相]]持ち)だったこのサイクルは、2つの[[クリーチャー・タイプ]]を持つ[[クリーチャー]]として検討し直されることとなったが、[[猫]]・[[ドラゴン]]という組み合わせはあまりに奇妙で、実現困難に思われた。
  
だが[[クリエイティブ・チーム]]の[[Kelly Digges]]に問い合わせた結果、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]にはすでにワシトラという猫・ドラゴンのキャラクターが存在していることが判明。ワシトラを[[伝説のクリーチャー]]として[[ドラゴンの支配/Draconic Domination]]に収録し、その同胞である[[緑]]の猫・ドラゴンを[[猫の獰猛/Feline Ferocity]]とドラゴンの支配の両方に収録する運びとなった。結局、事の発端であるサイクルは[[デベロップ・チーム|デベロップ]]の段階でカットされてしまったものの、ワシトラは単体でも十分に魅力的な[[カード]]として残されることになった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/dragons-dragons-and-cat-dragons-2017-08-08 Dragons, Dragons, and . . . Cat Dragons]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0019383/ ドラゴン、ドラゴン......猫ドラゴン](Feature [[2017年]]8月8日 [[Gavin Verhey]]著)</ref>。
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だが[[クリエイティブ・チーム]]の[[Kelly Digges]]に問い合わせた結果、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]にはすでにワシトラという猫・ドラゴンのキャラクターが存在していることが判明。ワシトラを[[伝説のクリーチャー]]として[[ドラゴンの支配/Draconic Domination]]に収録し、その同胞である[[緑]]の猫・ドラゴンを[[猫の獰猛/Feline Ferocity]]とドラゴンの支配の両方に収録する運びとなった。結局、事の発端であるサイクルは[[デベロップ・チーム|デベロップ]]の段階でカットされてしまったものの、ワシトラは単体でも十分に魅力的な[[カード]]として残されることになった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/dragons-dragons-and-cat-dragons-2017-08-08 Dragons, Dragons, and . . . Cat Dragons]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0019383/ ドラゴン、ドラゴン......猫ドラゴン](Feature [[2017年]]8月8日 [[Gavin Verhey]]著)</ref>。
  
 
*[[血統の屍術士/Bloodline Necromancer]]はこのサイクルに含まれる[[吸血鬼]]・[[ウィザード]]になる予定だった。
 
*[[血統の屍術士/Bloodline Necromancer]]はこのサイクルに含まれる[[吸血鬼]]・[[ウィザード]]になる予定だった。
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
'''ワシトラ'''/''Wasitora''は[[ドミナリア/Dominaria]]の[[ジャムーラ/Jamuraa]]大陸に存在する、[[マダラ帝国/Madaran Empire]]のネコルー/Nekoru([[猫]]と[[ドラゴン]]の特徴を併せ持つ種族)。マダラ帝国最高の闘士[[Tetsuo Umezawa|テツオ・ウメザワ/Tetsuo Umezawa]]と合意に達し、美味な魚と引き換えに[[マダラ帝国/Madaran Empire#地理|セカナ村/Sekana]]の守護者となった。テツオがニコル・ボーラスを打倒した後は、彼女の子孫がかつてのマダラ帝国の領土を支配していった<ref>[http://magic.wizards.com/ja/content/commander-2017-commanders 『統率者(2017年版)』](伝説のクリーチャーの紹介)</ref>。
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'''ワシトラ'''/''Wasitora''は[[ドミナリア/Dominaria]]の[[ジャムーラ/Jamuraa]]大陸に存在する、[[マダラ帝国/Madaran Empire]]のネコルー/Nekoru([[猫]]と[[ドラゴン]]の特徴を併せ持つ種族)。マダラ帝国最高の闘士[[Tetsuo Umezawa|テツオ・ウメザワ/Tetsuo Umezawa]]と合意に達し、美味な魚と引き換えに[[マダラ帝国/Madaran Empire#地理|セカナ村/Sekana]]の守護者となった。テツオがニコル・ボーラスを打倒した後は、彼女の子孫がかつてのマダラ帝国の領土を支配していった<ref>[https://magic.wizards.com/en/products/commander-2017-commanders Commander (2017 Edition)]/[https://magic.wizards.com/ja/content/commander-2017-commanders 『統率者(2017年版)』](伝説のクリーチャーの紹介)</ref>。
  
 
*作中ではWasitoraは「eagle-tiger(鷲虎)」、Nekoruは「cat-dragon(猫竜)」を意味する言葉であると説明されており、いずれも日本語([[神河/Kamigawa]]語)に由来するネーミングであることが分かる。
 
*作中ではWasitoraは「eagle-tiger(鷲虎)」、Nekoruは「cat-dragon(猫竜)」を意味する言葉であると説明されており、いずれも日本語([[神河/Kamigawa]]語)に由来するネーミングであることが分かる。
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===[[絵|イラスト]]に登場===
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===[[フレイバー・テキスト]]に登場===
 
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:[[畏怖の香り/Smell Fear]]
 
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==参考==
 
==参考==

2022年6月29日 (水) 05:42時点における版


Wasitora, Nekoru Queen / ネコルーの女王、ワシトラ (2)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — 猫(Cat) ドラゴン(Dragon)

飛行、トランプル
ネコルーの女王、ワシトラがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。そうできないなら、あなたは飛行を持つ黒であり赤であり緑である3/3の猫(Cat)・ドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

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レジェンドペーパーバック小説シリーズ、Assassin's BladeEmperor's FistChampion's Trialに登場したキャラクターが10年以上を経てカード化。布告もしくは飛行を持つ3/3のトークン生成するサボタージュ能力を持つ伝説のドラゴン

飛行とトランプルを持つため攻撃を通しやすく、サボタージュ能力を誘発させやすい。相手クリーチャーコントロールしているかに限らずボード・アドバンテージを得ることが確定しているため、状況に依らず使いやすい。また、始祖ドラゴン/The Ur-Dragonのようなドラゴンの数が重要になる統率者との相性も良好。

  • 小説では6匹の子供がいる(うち生き延びたのは5匹)ため、トークン・カード[1]に描かれているのはその子猫だと考えられる。名前はそれぞれPeribet、Sindoya、Hayokai、Kubiho、Tsukikage、Maigoyume。

開発秘話

統率者2017には元々、複数の構築済みデッキに入るアンコモンサイクルを作るという計画があった。当初変わり身/Changeling多相持ち)だったこのサイクルは、2つのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーとして検討し直されることとなったが、ドラゴンという組み合わせはあまりに奇妙で、実現困難に思われた。

だがクリエイティブ・チームKelly Diggesに問い合わせた結果、マジックにはすでにワシトラという猫・ドラゴンのキャラクターが存在していることが判明。ワシトラを伝説のクリーチャーとしてドラゴンの支配/Draconic Dominationに収録し、その同胞であるの猫・ドラゴンを猫の獰猛/Feline Ferocityとドラゴンの支配の両方に収録する運びとなった。結局、事の発端であるサイクルはデベロップの段階でカットされてしまったものの、ワシトラは単体でも十分に魅力的なカードとして残されることになった[2]

ストーリー

ワシトラ/Wasitoraドミナリア/Dominariaジャムーラ/Jamuraa大陸に存在する、マダラ帝国/Madaran Empireのネコルー/Nekoru(ドラゴンの特徴を併せ持つ種族)。マダラ帝国最高の闘士テツオ・ウメザワ/Tetsuo Umezawaと合意に達し、美味な魚と引き換えにセカナ村/Sekanaの守護者となった。テツオがニコル・ボーラスを打倒した後は、彼女の子孫がかつてのマダラ帝国の領土を支配していった[3]

  • 作中ではWasitoraは「eagle-tiger(鷲虎)」、Nekoruは「cat-dragon(猫竜)」を意味する言葉であると説明されており、いずれも日本語(神河/Kamigawa語)に由来するネーミングであることが分かる。

イラストに登場

基本セット2021
九つの命/Nine Lives

フレイバー・テキストに登場

モダンホライゾン2
畏怖の香り/Smell Fear

参考

  1. The Tokens of Commander (2017 Edition)/『統率者(2017年版)』のトークン(Feature 2017年8月11日 Chris Gleeson著)
  2. Dragons, Dragons, and . . . Cat Dragons/ドラゴン、ドラゴン......猫ドラゴン(Feature 2017年8月8日 Gavin Verhey著)
  3. Commander (2017 Edition)/『統率者(2017年版)』(伝説のクリーチャーの紹介)
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