万物の歌/Song of All

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2021年6月28日 (月) 22:53時点における053 (トーク | 投稿記録)による版
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万物の歌/Song of Allは、ウルザ・ブロックフレイバー・テキストに引用された詩。その後、ネメシス時のらせんアイコニックマスターズドミナリアにも登場した。

目次

解説

この1020篇から成る歌は、セラ/Serraの知恵、信念、世界観を表している。様々な長さの詩があり、最初から最後まですべてを歌い切るには1週間以上、おそらく何日もかかるだろうとされている[1]

詩編1001-1020は後に追加されたもので、サーシ/Sursiで死を迎え入れたセラの最期の教えを修道士Brother Angus(ブラザー・アンガス)がまとめ上げた。この20詩編は非公式に「ブラザー・アンガスの哀悼詩(Brother Angus's Lament)」として知られている。[2]

夜と昼の恋歌/Love Song of Night and Dayとは異なり、残念ながら全文のテキストは存在しない。

カード名前効果にあわせて、引用される詩の内容も選ばれているようだ。例えばクリーチャー強化するセラの抱擁/Serra's Embraceは力を授かる一節、クリーチャーに攻撃制限を与える休止/Cessationは戦いの終わりの一節が綴られている。

声サイクルのように、1つの篇を複数のカードに分けて記述する例も見られる。

判明している篇

内容 出典
第2篇 息詰まる闇に向け、セラは一言『希望』と言った。 永久の優雅/Abiding Grace
第3篇 無の胎内から、美と清浄と実現した希望の地が現れ出でた。 次元の誕生/Planar Birth
第23篇 我らが母よ! 空はその髪、陽はそのかんばせ。彼女は踊った、草むらで、丘の上で。 浄化/Purify
第167篇 人生のバランスは星のようなものだ。その一つの要素は法。法は維持されねばならぬ。秩序の結び目がゆるめば、混沌がこぼれ出てくる。 法の声/Voice of Law
法の次に来るのは義務。義務は守られねばならぬ。義務の枠が壊れれば、何びとも人生を織り上げることができぬ。 義務の声/Voice of Duty
法に対するは優雅。優雅は保たれねばならぬ。優雅のより糸がほどければ、その意匠は失われる。人々も共に失われる。 優雅の声/Voice of Grace
優雅の次に来るのは道理。道理は保持されねばならぬ。道理の編目が解ければ、狂気が逃げ出していく。 道理の声/Voice of Reason
すべての上にあるものは真理。真理は自由でなければならぬ。真理の翼が切り取られれば、声は消え沈黙がおとずれる。 真理の声/Voice of Truth
第211篇 雲が生を得て地面に突っ込んだ! 黒い軍隊のただ中で蹄がきらめいた。怒りの場面に恐れをなして逃げる軍隊のその中で。 突撃ペガサス/Pegasus Charger
第524篇 セラの精霊はブリンドリを高みに引き上げ、均衡の維持を命じた。 セラからの翼/On Serra's Wings
尋常でない力を授かり、その戦闘でブリンドリは光と憤怒の天使となった。 セラの抱擁/Serra's Embrace
(ウルザズ・サーガ)
第642篇 みなは集い、よろめく者は体力を、衰える者は復活を、歌う者は愛を見いだす。 集い/Congregate
第873篇 敵はそなたの防備のドアをドンドンと叩く。しかし鍵を持っているのはそなただ。それは命の鍵だ。 守備隊形/Defensive Formation
第881篇 悪の道具は物に過ぎぬ。物すべてと同じく永遠には存在できぬ。 解呪/Disenchant
(アイコニックマスターズ)
第904篇 苦難に面し耐える者、邪悪な日々に信仰を持ち続ける者、彼らに救済あらん。 セラの報復者/Serra Avenger
第918篇 光が一面に彼らを照らす。されば彼らは戦いが終わったことを知る。 休止/Cessation
第1008篇 そなたを害する一切を退けよ。重荷を闇に投げ捨て、誠実な人々のために光の家を築け。 神聖の発動/Invoke the Divine‎

登場

脚注

  1. Ask Wizards - November 29, 2006
  2. The Magic Story Podcast: The Church of SerraおよびThe Art of Magic: the Gathering Dominaria

参考

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