不詳の安息地/Faceless Haven

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Faceless Haven / 不詳の安息地
氷雪土地

(T):(◇)を加える。
(氷)(氷)(氷):ターン終了時まで、不詳の安息地は警戒とすべてのクリーチャー・タイプを持つ4/3のクリーチャーになる。これは土地でもある。((氷)は氷雪である発生源からのマナ1点で支払える。)


警戒とすべてのクリーチャー・タイプを持つ氷雪ミシュラランド

3マナで4/3はクリーチャー化する土地の中でも優秀なマナレシオ。特にアタッカーとして対戦相手ライフに圧力をかける性能に長けている。警戒により、攻撃後も自身からマナを生み出せるため隙も少ない。すべてのクリーチャー・タイプを持つため、部族サポートを受けやすいのも利点。

欠点はやはり氷雪マナトリプルシンボルという起動コスト多色デッキでは氷雪土地でない多色土地をある程度入れる必要があり、これ自身色マナを生み出せないためマナ基盤に負担を掛けることから、単色デッキに比べるとやや使いづらい。

登場時のスタンダードでは白単アグロ赤単アグロで採用され、単色アグロデッキの復権に大きく貢献した。また多色デッキであるグルール・アドベンチャーイゼット・テンポなどでも採用が見られる。

フォーゴトン・レルム探訪ではフロスト・ドラゴンの洞窟/Cave of the Frost Dragon等の有色ファスト・ミシュラランドサイクルが登場したが、マナレシオで優れるこちらを引き続き採用するデッキも多い。また両ミシュラランドの併用も見られる。高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deedsとのコンボも注目を集めた。

ローテーション後も、後述の禁止指定まで白単アグロ緑単アグロで活躍した。

[編集] 禁止指定

テーブルトップでは2022年1月25日、Magic OnlineMTGアリーナでは2022年1月27日よりスタンダードで禁止カードに指定される[2]

多くのデッキに対し高い勝率を誇る白単アグロ・緑単アグロから、効率の良い除去対策手段を無くすことでゲームプラン自体に変更を加える事なく弱体化させることが目的である。

[編集] MTGアリーナにおける再調整


MTGアリーナ専用カード

Faceless Haven / 不詳の安息地
氷雪土地

(T):(◇)を加える。
(氷)(氷)(氷):ターン終了時まで、不詳の安息地は警戒とすべてのクリーチャー・タイプを持つ3/3のクリーチャーになる。これは土地でもある。


2021年12月9日、Magic: The Gathering Arenaにおいて、アルケミーの実装と同時にアルケミーとヒストリックで使用できるカードに再調整が行われ[3]単色アグロデッキを制御しやすくするためにP/Tが3/3に下方修正されていた。2022年10月6日、この調整は「ローテーションでアルケミーを去り、ヒストリックの広いカードプールなら対処できる手段も多くある」という理由で解除[4]され元通り4/3となった。

[編集] 脚注

  1. マジック:ザ・ギャザリング(マジック日本公式Twitter 2021年9月28日)
  2. January 25, 2022 Banned and Restricted Announcement2022年1月25日 禁止制限告知(Daily MTG 2022年1月25日)
  3. Alchemy Rebalancing Philosophy/アルケミーにおける再調整の理念(Daily MTG 2021年12月2日)
  4. ゲーム更新情報:『アルケミー:ドミナリア』(2022年10月5日)

[編集] 参考

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