原初の敵対者/Primal Adversary

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2021年9月22日 (水) 04:58時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
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Primal Adversary / 原初の敵対者 (2)(緑)
クリーチャー — 狼(Wolf)

トランプル
原初の敵対者が戦場に出たとき、あなたは(1)(緑)を望む回数支払ってもよい。あなたがこのコストを1回以上支払ったとき、あなたがコントロールしている、その回数を最大とする数の土地を対象とする。原初の敵対者の上にその回数に等しい数の+1/+1カウンターを置く。その後、それらの土地は速攻を持つ3/3の狼(Wolf)クリーチャーになる。それらは土地でもある。

4/3

敵対者サイクル土地クリーチャー化する狼。

3マナ4/3、トランプル持ちと稀少度に見合って本体のコスト・パフォーマンスだけでも優秀。サイクル特有の能力は1回だけでも5マナ5/4+3/3速攻クリーチャーという成果を得られるので、比較的軽いデッキでも扱いやすく戦況に大きな影響を与える性能がある。

上述の通り追加支払い1回でも十分な性能だが、フルに活用するなら土地加速の多いデッキや、ケッシグの自然主義者/Kessig Naturalist不吉な首領、トヴォラー/Tovolar, Dire Overlord群れの希望、アーリン/Arlinn, the Pack's Hope無謀な嵐探し/Reckless Stormseekerといった横並びした狼を強化・有効活用できるカードと合わせて狼男デッキに採用したい。

土地をクリーチャー化するカード全般に言えるが全体除去には注意。同セットでは返しのターンで家の焼き払い/Burn Down the House食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacreを撃たれると狼になっていた土地が纏めて焼き払われる。本体は+1/+1カウンターが乗るので圏外に抜けることも多いが、それを込みにしても土地が一気に消えるのは痛い。尤も、過去の似たようなカードと比べるとサイズに優れる分、一気に多量の土地をクリーチャー化させるのが難しくなっているため、巻き返せないこともない。

目次

ルール

  • 戦場に出たときの誘発型能力再帰誘発型能力を含む。原初の敵対者が戦場に出たときに対象を選ぶことはなく、誘発型能力の解決時にコスト支払ったとき+1/+1カウンターを置き土地をクリーチャー化する能力が新たに誘発しスタックに置かれる。対戦相手はカウンターがいくつ置かれるか、クリーチャー化させる対象を知ってから、対応して呪文能力を使用する機会を得る。
  • クリーチャー化させる対象を選んだ場合、解決時にそのすべての対象が不正な対象となっていたなら、能力は立ち消え原初の敵対者の上にカウンターが置かれることもない。
  • 戦場に出たときの誘発型能力に対応して原初の敵対者を除去されても、コストを支払えば、カウンターを置く効果が無視されるだけでクリーチャー化する効果は発揮させることができる。

関連カード

サイクル

イニストラード:真夜中の狩りの敵対者サイクル。いずれも単色クリーチャーで、戦場に出たときにコストを任意の回数支払うことで、その回数に応じた恩恵が得られる。稀少度神話レア

参考

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