古きものの目覚め/Awaken the Ancient

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4[[マナ]]で[[山]]を7/7[[速攻]][[クリーチャー]]にできる[[エンチャント]][[オーラ]]。
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[[山]]を7/7[[速攻]][[巨人]][[クリーチャー化]]する[[オーラ]]。
  
生まれてくるクリーチャーは無視できる[[サイズ]]ではないものの、[[除去耐性]][[回避能力]]のどちらも無いため[[チャンプブロック]]で凌がれた上で[[対戦相手]]のクリーチャー[[除去]]がお手軽1:2交換&[[土地破壊]]になってしまうのはやや問題だろう。
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[[色拘束]]こそ厳しいものの、実質5[[マナ]]にしてこの[[サイズ]]は優秀。とはいえ[[除去耐性]][[回避能力]]もないため[[フィニッシャー]]と言うには少々弱い。特に[[除去]][[バウンス]]に極めて弱く、[[カード・アドバンテージ|カード面]]でも[[テンポ・アドバンテージ|テンポ面]]でも[[アドバンテージ]]損しやすい。
  
除去の薄い[[リミテッド]]では強力無比。[[赤]]の[[トリプルシンボル]]がきついものの、出しさえすればお手軽[[フィニッシャー]]である。単体でこれを止められるクリーチャーは[[基本セット2014]]には[[レア]]を含めてもわずかしか存在しない。[[構築]]では上述の理由によりやや厳しいか。
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[[除去]]の薄い[[リミテッド]]では強力無比。[[赤]]の[[トリプルシンボル]]がきついものの、単体でこれを止められるクリーチャーは[[基本セット2014]]には[[レア]]を含めてもわずかしか存在しない。一方除去が豊富に飛んでくる[[構築]]ではやや厳しいが、除去を[[火力]]に頼った[[デッキ]]には強いため、[[スライ]]の[[ミラーマッチ]]用[[サイドボード]]などに出番があるか。
  
*[[土地]][[アンタップ]]手段があれば、擬似[[警戒]]のように働ける。[[踏み鳴らされる地/Stomping Ground]]にエンチャントして[[東屋のエルフ/Arbor Elf]]で起こすというのが実用的か。
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*[[土地]][[アンタップ]]する手段があれば、[[警戒]]持ちのように振舞える。[[踏み鳴らされる地/Stomping Ground]]に[[つける|つけて]][[東屋のエルフ/Arbor Elf]]で起こすというのが実用的か。
*速攻が生きるのは「5マナ以上出せる状況で、山が今のターンに出したもの以外に無い」という局面のみ。[[特殊地形]]がフル投入されてる構築でも無い限り、そんな状況はなかなかないだろう。
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*この手のクリーチャー化オーラは、前の[[ターン]]から[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している山につけることで[[召喚酔い]]を無視できるため、速攻が生きるケースは少ない。むしろ、[[併合/Annex]]などでコントロールを奪われたときなど、デメリットになる場面のほうが多いだろう。
**[[Magic Online]]では「今出した土地につけてしまった(クリーチャー化してしまった)」という操作ミスがよく発生するので、その心配が無いのはありがたいかもしれない。
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**具体的に言うと、「山なしで[[赤マナ]]3点を含む4マナを出せる状況」から「山を[[戦場に出す|戦場に出し]]てすぐにそれに古きものの目覚めをつけた」ときには速攻が意味を持つ。[[デッキ]]によってはありえなくはないが、そういう状況が想定できるほど山が少ないなら投入するのがそもそも間違いだとも言える。
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**[[Magic Online]]で「操作ミスして今出した土地につけてしまった」なんてときにもいちおう役に立つ。[[基本土地]]は出した順に手前に配置されていく仕様なので、クリックしやすい一番手前の土地をうっかり[[対象]]にしてしまいがちなのである。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[レア]]

2013年7月22日 (月) 16:50時点における最新版


Awaken the Ancient / 古きものの目覚め (1)(赤)(赤)(赤)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(山(Mountain))
エンチャントされている山は速攻を持つ赤の7/7の巨人(Giant)クリーチャーである。それは土地でもある。


を7/7速攻巨人クリーチャー化するオーラ

色拘束こそ厳しいものの、実質5マナにしてこのサイズは優秀。とはいえ除去耐性回避能力もないためフィニッシャーと言うには少々弱い。特に除去バウンスに極めて弱く、カード面でもテンポ面でもアドバンテージ損しやすい。

除去の薄いリミテッドでは強力無比。トリプルシンボルがきついものの、単体でこれを止められるクリーチャーは基本セット2014にはレアを含めてもわずかしか存在しない。一方除去が豊富に飛んでくる構築ではやや厳しいが、除去を火力に頼ったデッキには強いため、スライミラーマッチサイドボードなどに出番があるか。

  • 土地アンタップする手段があれば、警戒持ちのように振舞える。踏み鳴らされる地/Stomping Groundつけて東屋のエルフ/Arbor Elfで起こすというのが実用的か。
  • この手のクリーチャー化オーラは、前のターンからコントロールしている山につけることで召喚酔いを無視できるため、速攻が生きるケースは少ない。むしろ、併合/Annexなどでコントロールを奪われたときなど、デメリットになる場面のほうが多いだろう。
    • 具体的に言うと、「山なしで赤マナ3点を含む4マナを出せる状況」から「山を戦場に出してすぐにそれに古きものの目覚めをつけた」ときには速攻が意味を持つ。デッキによってはありえなくはないが、そういう状況が想定できるほど山が少ないなら投入するのがそもそも間違いだとも言える。
    • Magic Onlineで「操作ミスして今出した土地につけてしまった」なんてときにもいちおう役に立つ。基本土地は出した順に手前に配置されていく仕様なので、クリックしやすい一番手前の土地をうっかり対象にしてしまいがちなのである。

[編集] 参考

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