基本氷雪土地

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(5人の利用者による、間の7版が非表示)
1行: 1行:
'''基本氷雪土地'''/''Basic Snow Land''とは、[[特殊タイプ]]の「[[基本]]」と「[[氷雪]]」を持つ[[土地]][[サイクル]]。
+
'''基本氷雪土地'''/''Basic Snow Land''とは、[[特殊タイプ]]の「[[基本]]」と「[[氷雪]]」を持つ[[土地]]、およびそれらの[[サイクル]]。
  
 
{{#card:Snow-Covered Plains}}
 
{{#card:Snow-Covered Plains}}
  
 
==解説==
 
==解説==
初出は[[アイスエイジ]]。[[コールドスナップ]]と[[モダンホライゾン]]で[[再録]]された。単体での性能は[[平地/Plains]]など通常の[[基本土地]]サイクルのそれと変わらないが、[[氷雪]]関連の[[シナジー]]を得ることができる。特に[[氷雪マナ]]を得るための最も手軽な方法として重宝される。
+
初出は[[アイスエイジ]]。[[コールドスナップ]]と[[モダンホライゾン]]と[[カルドハイム]]で[[再録]]された。単体での性能は[[平地/Plains]]など通常の[[基本土地]]サイクルのそれと変わらないが、[[氷雪]]関連の[[シナジー]]を得ることができる。特に[[氷雪マナ]]を得るための最も手軽な方法として重宝される。
  
 
[[アイスエイジ]]と[[アライアンス]]には氷雪(当時の[[雪かぶり]])を参照するカードがいくつか存在したが、メリットを持つカードはあまり強くなく、氷雪対策となるカードはそれなりに多かったので氷雪土地が使われることは少なかった。結局使うにしても使わないにしても、メリットもデメリットも微妙すぎたということだろう。
 
[[アイスエイジ]]と[[アライアンス]]には氷雪(当時の[[雪かぶり]])を参照するカードがいくつか存在したが、メリットを持つカードはあまり強くなく、氷雪対策となるカードはそれなりに多かったので氷雪土地が使われることは少なかった。結局使うにしても使わないにしても、メリットもデメリットも微妙すぎたということだろう。
10行: 10行:
 
のちの再登場時には他にも多数の氷雪[[カード]]が追加され、さらに氷雪支援・氷雪依存のカードも強力になっている。当時より利便性が増したと言え、使用される頻度も高くなった。
 
のちの再登場時には他にも多数の氷雪[[カード]]が追加され、さらに氷雪支援・氷雪依存のカードも強力になっている。当時より利便性が増したと言え、使用される頻度も高くなった。
  
また、[[エターナル]]では[[汚れた契約/Tainted Pact]]で[[ライブラリー]]をより深く掘り進めるため、他の[[基本土地]]とは[[カード名|別名]]であることを利用し、[[デッキ]]内の基本土地の半分を基本氷雪土地にするテクニックも行われている。[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]を採用するデッキでも[[カード名]]が異なることを利用するための併用がたまに見られる。
+
[[エターナル]]では[[汚れた契約/Tainted Pact]]で[[ライブラリー]]をより深く掘り進めたり、対戦相手の[[予報/Predict]]の指定を外すために、[[デッキ]]内の基本土地の半分を基本氷雪土地にするテクニックも行われている。[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]を採用するデッキでも[[カード名]]が異なることを利用するための併用がたまに見られる。
  
*[[モミール・ベーシック]]は基本土地60枚でデッキを構築する[[フォーマット]]であるが、残念ながら基本氷雪土地は使用できない(一方、[[荒地/Wastes]]は使用できる)。
+
*[[モミール・ベーシック]]は基本土地60枚でデッキを構築する[[フォーマット]]であるが、かつては基本氷雪土地を使用できなかった(現在は使用できる)。
*かつては[[雪かぶり]](当時の氷雪)を持っていたため[[雪かぶり土地]]と呼ばれていたが、コールドスナップ発売に際し雪かぶりは氷雪に改められた。詳細については[[雪かぶり]]、[[雪かぶり土地]]を参照。
+
*かつては[[雪かぶり]]を持っていたため[[雪かぶり土地]]と呼ばれていたが、コールドスナップ発売に際し雪かぶりは氷雪に改められた。詳細については[[雪かぶり]]、[[雪かぶり土地]]を参照。
 +
*[[Secret Lair Drop Series]]においても、基本氷雪土地のみが収録されたセットが存在する([[Secret Lair Drop Series/2019年#Eldraine Wonderland|Eldraine Wonderland]]、[[Secret Lair Drop Series/2021年#PixelSnowLands.jpg|PixelSnowLands.jpg]])。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
 
*基本的なルールは[[基本土地]]を参照。
 
*基本的なルールは[[基本土地]]を参照。
*[[特殊タイプ]]「[[氷雪]]」を持つ[[パーマネント]]<!--  カルドハイムにておそらくルール変更が行われ「発生源」になる見通しです -->から生み出されたマナは[[氷雪マナ]]である。詳細は[[氷雪マナ]]の項を参照。
+
*[[特殊タイプ]]「[[氷雪]]」を持つ[[発生源]]から生み出されたマナは[[氷雪マナ]]である。詳細は[[氷雪マナ]]の項を参照。
*あくまでも[[平地/Plains]]などとは別のカードである。収録された[[カード・セット]]が使用できない[[フォーマット]]では[[デッキ]]に入れることはできない。
+
*あくまでも[[平地/Plains]]などとは別のカードである。収録された[[カード・セット]]が使用できない[[フォーマット]]では使用できない。
 +
*[[スタンダード]]において、基本氷雪土地が使用可能でないにもかかわらず、[[デッキ]]内に基本氷雪土地を入れてしまった場合、それらはそれぞれ対応する通常の基本土地として扱われる。例えば、[[冠雪の平地/Snow-Covered Plains]]ならば[[平地/Plains]]として扱う。それが発見された時点で[[プレイヤー]]は通常の基本土地と交換しなければならないが、[[違反行為]]としては扱われない。これは[[基本セット2021]]発売に伴う[[マジック・イベント規定]]の更新によって追加されたルールである。
 +
**同ルールはスタンダードのみをサポートしている。他のフォーマットでは違反行為に当たるので注意。
 
*[[リミテッド]]では他の[[平地/Plains]]などの基本土地と違って支給されず、[[ブースターパック]]から出た分しか使えない。
 
*[[リミテッド]]では他の[[平地/Plains]]などの基本土地と違って支給されず、[[ブースターパック]]から出た分しか使えない。
  
36行: 39行:
 
*[[雪かぶり]]([[廃語]])
 
*[[雪かぶり]]([[廃語]])
 
*[[雪かぶり土地]](廃語)
 
*[[雪かぶり土地]](廃語)
*[[Secret Lair Drop Series#Eldraine Wonderland|Secret Lair Drop Series: Eldraine Wonderland]]
 
 
*[[特殊タイプ]]
 
*[[特殊タイプ]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]

2022年11月12日 (土) 07:31時点における最新版

基本氷雪土地/Basic Snow Landとは、特殊タイプの「基本」と「氷雪」を持つ土地、およびそれらのサイクル


Snow-Covered Plains / 冠雪の平地
基本氷雪土地 — 平地(Plains)


目次

[編集] 解説

初出はアイスエイジコールドスナップモダンホライゾンカルドハイム再録された。単体での性能は平地/Plainsなど通常の基本土地サイクルのそれと変わらないが、氷雪関連のシナジーを得ることができる。特に氷雪マナを得るための最も手軽な方法として重宝される。

アイスエイジアライアンスには氷雪(当時の雪かぶり)を参照するカードがいくつか存在したが、メリットを持つカードはあまり強くなく、氷雪対策となるカードはそれなりに多かったので氷雪土地が使われることは少なかった。結局使うにしても使わないにしても、メリットもデメリットも微妙すぎたということだろう。

のちの再登場時には他にも多数の氷雪カードが追加され、さらに氷雪支援・氷雪依存のカードも強力になっている。当時より利便性が増したと言え、使用される頻度も高くなった。

エターナルでは汚れた契約/Tainted Pactライブラリーをより深く掘り進めたり、対戦相手の予報/Predictの指定を外すために、デッキ内の基本土地の半分を基本氷雪土地にするテクニックも行われている。けちな贈り物/Gifts Ungivenを採用するデッキでもカード名が異なることを利用するための併用がたまに見られる。

[編集] ルール

[編集] 該当カード

[編集] 参考

MOBILE