夢のつなぎ紐/Dream Leash

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[[トーナメント]]シーンでは、[[アネックス・ワイルドファイア]]において[[併合/Annex]]の水増し要因として投入された。また[[夢の宝珠/Orb of Dreams]]などを利用した[[ロック]][[デッキ]]などにおいては、殆どのパーマネントがタップ状態に固定されるはずなので、事実上制限が消えて1マナ軽い押収として利用できる。
 
[[トーナメント]]シーンでは、[[アネックス・ワイルドファイア]]において[[併合/Annex]]の水増し要因として投入された。また[[夢の宝珠/Orb of Dreams]]などを利用した[[ロック]][[デッキ]]などにおいては、殆どのパーマネントがタップ状態に固定されるはずなので、事実上制限が消えて1マナ軽い押収として利用できる。
  
*これは「エンチャント(タップ状態のパーマネント)」ではなく、「エンチャント(パーマネント)」で「タップ状態のパーマネントに対してしか[[プレイ]]できない」のである。 つまり、「タップ状態であるか否か」はプレイに関する制約であり、対象に関する制約ではない。
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*これは「エンチャント(タップ状態のパーマネント)」ではなく、「エンチャント(パーマネント)」で「[[唱える]]に際しアンタップ状態のパーマネントを対象に選べない」のである。 つまり、「タップ状態であるか否か」は唱える際の制約であり、対象に関する制約ではない。
**プレイしてからパーマネントが[[アンタップ]]しても[[立ち消え|対象不適正]]にはならない。 その[[オーラ]]が何を対象に取れるのかを定義するのはエンチャント能力であるが、エンチャント能力には「パーマネント」としか書かれていない。従って、対象に取ったオブジェクトが「[[]][[呪文]]の対象にならなくなる」とか「パーマネントではなくなる」ということが起こらない限り、[[立ち消え|対象不適正]]にはならない。
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**唱えたあとでパーマネントが[[アンタップ]]しても、それだけでは[[不正な対象]]にはならない。その[[オーラ]]が何を対象に取れるのかを定義するのは[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント能力]]であり、そこには「パーマネント」としか書かれていないため。
**プレイ以外の方法で場に出るなら、アンタップ状態のパーマネントにつけてもかまわない。なぜなら、プレイと言う行動を経由していないため、「プレイに関する制約」は関係がない。そのため、[[不朽の理想]]デッキに5枚目以降の[[押収/Confiscate]]として採用されることがある。
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**唱える以外の方法で[[戦場]]に出るなら、アンタップ状態のパーマネントに[[つける|つけても]]かまわない。唱えるという行動を経由しなければ、「唱える際の制約」は関係がないため。そのため、[[不朽の理想]]デッキに5枚目以降の[[押収/Confiscate]]として採用されることがある。
*{{日本語画像|Dream Leash|イラスト}}で、[[ディミーア家/House Dimir|ディミーア]]の魔術師がこれをかけた[[ドラゴン]]は[[火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind|ニヴ=ミゼット]]のクローンである手下のドラゴンである(参考:[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/askwizards/0506 Ask Wizard 2006年5月12日])。
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*{{Gatherer|Dream Leash|イラスト}}で、[[ディミーア家/House Dimir|ディミーア]]の魔術師がこれをかけた[[ドラゴン]]は[[火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind|ニヴ=ミゼット]]のクローンである手下のドラゴンである(参考:[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/askwizards/0506 Ask Wizard 2006年5月12日])。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]]

2010年8月9日 (月) 10:19時点における版


Dream Leash / 夢のつなぎ紐 (3)(青)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(パーマネント)
あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたはこの呪文の対象としてアンタップ状態のパーマネントを選ぶことはできない。
あなたはエンチャントされているパーマネントをコントロールする。


対象の幅が狭まった代わりに、1マナ軽くなった押収/Confiscate

クリーチャー土地アーティファクトは普通にタップする事があるので、奪うチャンスは少なからずあるだろう。逆にタップ状態のパーマネントしか奪えないため、エンチャント対象に取るのは困難である(火+氷/Fire+Ice万の眠り/Gigadrowseなどがあるので不可能ではないが)。また、奪いたいパーマネントが頻繁にタップするものでない場合はやはりタップする手段を用意せねばならず、押収と比べると使いづらいのは否めない。

トーナメントシーンでは、アネックス・ワイルドファイアにおいて併合/Annexの水増し要因として投入された。また夢の宝珠/Orb of Dreamsなどを利用したロックデッキなどにおいては、殆どのパーマネントがタップ状態に固定されるはずなので、事実上制限が消えて1マナ軽い押収として利用できる。

  • これは「エンチャント(タップ状態のパーマネント)」ではなく、「エンチャント(パーマネント)」で「唱えるに際しアンタップ状態のパーマネントを対象に選べない」のである。 つまり、「タップ状態であるか否か」は唱える際の制約であり、対象に関する制約ではない。
    • 唱えたあとでパーマネントがアンタップしても、それだけでは不正な対象にはならない。そのオーラが何を対象に取れるのかを定義するのはエンチャント能力であり、そこには「パーマネント」としか書かれていないため。
    • 唱える以外の方法で戦場に出るなら、アンタップ状態のパーマネントにつけてもかまわない。唱えるという行動を経由しなければ、「唱える際の制約」は関係がないため。そのため、不朽の理想デッキに5枚目以降の押収/Confiscateとして採用されることがある。
  • イラストで、ディミーアの魔術師がこれをかけたドラゴンニヴ=ミゼットのクローンである手下のドラゴンである(参考:Ask Wizard 2006年5月12日)。

参考

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