大逆/Regicide

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[[コンスピラシー:王位争奪]]で多く登場した[[ドラフト]]するに際して公開する必要がある[[色]]つき[[カード]]の一つ。
 
[[コンスピラシー:王位争奪]]で多く登場した[[ドラフト]]するに際して公開する必要がある[[色]]つき[[カード]]の一つ。
  
3つの色の[[クリーチャー]]をわずか黒マナ1つで、[[インスタント]][[除去]]できるという驚異的なコストパフォーマンスを持つ強力な除去。
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3つの色の[[クリーチャー]]をわずか[[黒マナ]]1つで[[除去]]できるという驚異的な[[コスト・パフォーマンス]]を持つ[[インスタント]]。色を選ぶにあたって両隣の[[プレイヤー]]は普通は自分のメインの色を指定することは無いため、相手の主力を除去できるとは限らないが、両者の色を絞る情報が手に入る。一方で自分が[[ピック]]すること自体が「黒を使っている」という[[対戦相手]]へのシグナルになってしまう欠点もある。
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*[[カード名]]のRegicideはラテン語に由来する単語。「Reg(王)+i+cide(殺害)」で「王殺し」を意味する。
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*{{Gatherer|id=416802}}は幽霊殺しを専門とする[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の[[ケイヤ/Kaya]]が、幽霊であり[[フィオーラ/Fiora#パリアノ/Paliano|パリアノ/Paliano]]の王である[[ブレイゴ/Brago]]を暗殺する場面を描いている。
  
[[ピック]]すること自体が「黒を使っている」という[[対戦相手]]へのシグナルになってしまうが、色を選ぶにあたって両隣の[[プレイヤー]]は普通は自分のメインの色を指定することはないため、両者の色を絞る情報が手に入る。
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==ルール==
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*[[対象]]にできるのは「'''[[あなた]]'''が大逆という名前の[[カード]]をドラフトする際に選ばれた色/colors chosen as '''you''' drafted cards named Regicide」を持つクリーチャーであり、他のプレイヤーがドラフトした際に選ばれた色は数えない。あなたがドラフトした際に選ばれた色であれば、どのカードによって選ばれた色か区別しない。
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**日本語版では「あなたが」の部分が欠落している[[誤訳]]がある({{Gatherer|id=417244|日本語版画像}})。
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*1つの大逆で選ばれる3つの色はそれぞれ別でなければいけない。複数の大逆がドラフトされた場合、前のカードによって選ばれた色を後のカードで選んでも良い。
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*あなたが[[スタック]]上の大逆を[[コピー]]したか[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を得た場合、あなたが「大逆」という名前のカードをドラフトしていなかったなら、[[不正な対象]]となり[[解決]]されない([[立ち消え]])。あなたが「大逆」という名前のカードをドラフトしていたなら、その際に選ばれた色の組み合わせを用いて、対象が適正であるかどうかを判断する。
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*[[構築]]や[[シールド]]などドラフト以外の[[ゲーム]]だと、「ドラフトする際に選ばれた色」が存在しないので[[唱える|唱えられ]]ない。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[誤訳/名訳]]
 
*[[カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪]] - [[コモン]]

2019年1月15日 (火) 20:43時点における最新版


Regicide / 大逆 (黒)
インスタント

大逆をドラフトするに際し、これを公開する。
あなたの右隣のプレイヤーは色1色を選び、あなたは別の色1色を選び、その後あなたの左隣のプレイヤーはさらに別の色1色を選ぶ。
《大逆/Regicide》という名前のカードをドラフトする際に選ばれた色のうち1つ以上の色であるクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。


コンスピラシー:王位争奪で多く登場したドラフトするに際して公開する必要があるつきカードの一つ。

3つの色のクリーチャーをわずか黒マナ1つで除去できるという驚異的なコスト・パフォーマンスを持つインスタント。色を選ぶにあたって両隣のプレイヤーは普通は自分のメインの色を指定することは無いため、相手の主力を除去できるとは限らないが、両者の色を絞る情報が手に入る。一方で自分がピックすること自体が「黒を使っている」という対戦相手へのシグナルになってしまう欠点もある。

[編集] ルール

  • 対象にできるのは「あなたが大逆という名前のカードをドラフトする際に選ばれた色/colors chosen as you drafted cards named Regicide」を持つクリーチャーであり、他のプレイヤーがドラフトした際に選ばれた色は数えない。あなたがドラフトした際に選ばれた色であれば、どのカードによって選ばれた色か区別しない。
  • 1つの大逆で選ばれる3つの色はそれぞれ別でなければいけない。複数の大逆がドラフトされた場合、前のカードによって選ばれた色を後のカードで選んでも良い。
  • あなたがスタック上の大逆をコピーしたかコントロールを得た場合、あなたが「大逆」という名前のカードをドラフトしていなかったなら、不正な対象となり解決されない(立ち消え)。あなたが「大逆」という名前のカードをドラフトしていたなら、その際に選ばれた色の組み合わせを用いて、対象が適正であるかどうかを判断する。
  • 構築シールドなどドラフト以外のゲームだと、「ドラフトする際に選ばれた色」が存在しないので唱えられない。

[編集] 参考

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