末永く/Ever After

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Ever After / 末永く (4)(黒)(黒)
ソーサリー

あなたの墓地からクリーチャー・カードを最大2枚まで対象とし、それらを戦場に戻す。それらのクリーチャーは、他の色やタイプに加えて黒のゾンビ(Zombie)でもある。末永くをオーナーのライブラリーの一番下に置く。


2倍ゾンビ化/Zombify。あるいは生け贄が要らなくなったかわりにマナ・コストが2倍になった犠牲/Victimizeのリメイク。墓場からの復活/Rise from the Graveなどのように、釣り上げたクリーチャーゾンビにする。

これだけ重いと高速リアニメイトを目的としては使いにくい。ここは歯と爪/Tooth and Nailよろしくコンボになる2体を釣り上げるのがいいだろう。必要なクリーチャーを何らかの方法で墓地に叩きこめれば、あとは6マナ揃えて通すだけで勝ちが転がり込んでくる。あるいはコントロールにおいて、強力なETB持ちなどと合わせてアドバンテージ源として利用するのも手。

墓地肥やしやクリーチャーの選出など、デッキ構築の時点での下準備によって大きく価値が左右されるため、構築環境のほうが真価を発揮しやすいが、リミテッドでも単純に強いクリーチャーをもう1回使えるので優秀。ただしいずれの環境でも6マナという重さに見合う価値があるか、あるいはそもそも6マナ域までマナを伸ばせるか、などをあらかじめ考慮しておきたい。

  • 唱えた後ライブラリーに戻ってしまうので、犠牲のように無政府主義者/Anarchistを釣り上げて使い回すといった事はできない。一方で、ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demonのようなソーサリーをサーチできるクリーチャーをリアニメイトすることで同等の動きが可能。
  • カード名といいイラストといい効果といい、しゃれっ気に溢れた1枚。
    • “Happily Ever After”は「末永くお幸せに」という、童話や結婚のお祝いでよく使われる言い回し。キリスト教式の結婚ではよく「死が二人を分かつまで」と宣誓するが、イラストの二人はさらにそのあとまで寄り添い続けるのだろう(カード名にHappilyが付いていないのは察するところである)。
    • 後にエルドレインの王権めでたしめでたし/Happily Ever Afterが登場。ただ、カード名や効果等はなんら関係はない。

参考

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