熱狂的ファン/Cheering Fanatic

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応援によって[[コスト]]を少なくしてくれる[[ゴブリン]]。
 
応援によって[[コスト]]を少なくしてくれる[[ゴブリン]]。
  
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[[パワー]]2を持ち、ゴブリンという支援を受けやすい[[クリーチャー・タイプ]]を持つ、疑似的な[[マナ加速]][[カード]]と、様々な点でポテンシャルは高い。これ自身を指定すれば2枚目以降を1[[マナ]]で唱えられる[[展開]]力も無視できない。[[無色]]1マナのカードを指定すれば0マナで唱えられるようになり、何らかの[[コンボ]]の種にもなり得る。また小技として、[[雷の一撃/Thunder Strike]]のような[[コンバット・トリック]][[呪文]]を指定すれば、仮にそれが[[手札]]になくとも[[ブラフ]]として機能し得る。
  
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[[双頭巨人戦]]であれば[[チームメイト]]の支援にもなり、より使い勝手は向上する。例えば3[[ターン]]目にこれで[[攻撃]]した後にチームメイトが4[[マナ]][[クリーチャー]]を出すだけでも十分に仕事を果たしたと言える。
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逐一攻撃する必要がありながら本体は実質[[バニラ]]の2/2と[[死亡|死に]]やすく、[[対戦相手]]も真っ先に討ち取ろうとしてくるので、終盤まで生き残らせることは難しいのが欠点。また[[対戦相手]]が唱える呪文のコストも軽減されるので、[[インスタント]]や[[瞬速]]を持つカードを指定する際は注意が必要となる。
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[[リミテッド]]では[[能力]]が活かせなくてもとりあえず[[軽い]]戦力として数えられ、対戦相手に情報面でプレッシャーをかけ続けることができる。適当な[[重い]]カードを1ターン早く唱えるのは勿論、[[起動型能力]]に使うマナを残せるだけでも悪くない。
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*[[バトルボンド]]の収録カードだけでは現実的なコンボが成立しないのが残念。[[潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant]]を絡めるにしても、熱狂的ファン2枚と同名の2マナ[[アーティファクト]]2枚(または[[競技場の売り子/Stadium Vendors]]2枚)などを揃える必要がある。
 
*{{Gatherer|id=446282}}のゴブリンは[[輝く槍のシルビア/Sylvia Brightspear]]のファンらしく、彼女のコスプレまでしている。
 
*{{Gatherer|id=446282}}のゴブリンは[[輝く槍のシルビア/Sylvia Brightspear]]のファンらしく、彼女のコスプレまでしている。
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*[[モグの狂信者/Mogg Fanatic]]に見られるように、"Fanatic"は[[テンプレート]]通りなら「狂信者」と訳される。ファン(Fan)という言葉は元々ファナティック(Fanatic)の略であり、ファンと訳すのは誤りではない。しかし「熱狂的ファン」を訳し直すと'''"Fanatic Fanatic"'''になってしまい、「声援を送る(Cheering)」の部分がどこかに行ってしまっている。凄まじく熱狂していることはしっかりと伝わってくるものの、結構な意訳と言えよう。
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*マナ・コストを持たないカードや、[[不特定マナ]]を持たずコストを減らすことができないカードの名前を指定することもできる。例えば[[山/Mountain]]や[[ショック/Shock]]を指定ことも適正である。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/battlebond-release-notes-2018-06-01 Battlebond Release Notes]/[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0030685/ 『バトルボンド』リリースノート](Feature 2018年6月1日)</ref>
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
 
*[[コスト減少カード]]
 
*[[コスト減少カード]]
 
*[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[アンコモン]]

2018年9月8日 (土) 17:32時点における版


Cheering Fanatic / 熱狂的ファン (1)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)

熱狂的ファンが攻撃するたび、カード名1つを選ぶ。このターン、その選ばれた名前を持つ呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。

2/2

応援によってコストを少なくしてくれるゴブリン

パワー2を持ち、ゴブリンという支援を受けやすいクリーチャー・タイプを持つ、疑似的なマナ加速カードと、様々な点でポテンシャルは高い。これ自身を指定すれば2枚目以降を1マナで唱えられる展開力も無視できない。無色1マナのカードを指定すれば0マナで唱えられるようになり、何らかのコンボの種にもなり得る。また小技として、雷の一撃/Thunder Strikeのようなコンバット・トリック呪文を指定すれば、仮にそれが手札になくともブラフとして機能し得る。

双頭巨人戦であればチームメイトの支援にもなり、より使い勝手は向上する。例えば3ターン目にこれで攻撃した後にチームメイトが4マナクリーチャーを出すだけでも十分に仕事を果たしたと言える。

逐一攻撃する必要がありながら本体は実質バニラの2/2と死にやすく、対戦相手も真っ先に討ち取ろうとしてくるので、終盤まで生き残らせることは難しいのが欠点。また対戦相手が唱える呪文のコストも軽減されるので、インスタント瞬速を持つカードを指定する際は注意が必要となる。

リミテッドでは能力が活かせなくてもとりあえず軽い戦力として数えられ、対戦相手に情報面でプレッシャーをかけ続けることができる。適当な重いカードを1ターン早く唱えるのは勿論、起動型能力に使うマナを残せるだけでも悪くない。

参考

  1. Battlebond Release Notes/『バトルボンド』リリースノート(Feature 2018年6月1日)
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