神河物語

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
 
(9人の利用者による、間の13版が非表示)
1行: 1行:
 +
{{情報ボックス/エキスパンション
 +
|英語名=Champions of Kamigawa
 +
|日本語名=神河物語
 +
|シンボル=鳥居
 +
|略号=CHK
 +
|コードネーム=Earth
 +
|発売日=2004年10月1日
 +
|セット枚数=全306種類
 +
}}
 +
'''神河物語'''/''Champions of Kamigawa''は、[[神河ブロック]]の大型[[エキスパンション]]。2004年10月1日に発売された。
  
=神河物語/Champions of Kamigawa=
+
==概要==
 +
日本を基にした[[次元/Plane]]である[[神河/Kamigawa]]を舞台としており、[[カード名]]に日本語が含まれる[[カード]]も多い(ただし、ストーリー上それらは[[神河固有名詞対訳|神河語]]とされている)。
  
[[神河ブロック]]の大型[[エキスパンション]]
+
主なテーマは「[[伝説の|伝説]]」。[[伝説のカード]]が多く存在し、初の「[[伝説のエンチャント]]」も登場した。また、[[ホームランド]]以来9年ぶりに、[[アンコモン]]の[[伝説のクリーチャー]]が収録されている。
  
日本を基にした世界である[[神河/Kamigawa]]を舞台としており、[[カード名]]に日本語が含まれるカードも多い。
+
[[キーワード能力]][[転生]][[武士道]]、[[連繋]]。また、以前から存在した「この[[クリーチャー]]は[[攻撃]]に参加しても[[タップ]]しない」が[[警戒]]として新たにキーワード化された。また、専用のレイアウトのカード枠を使う[[反転カード]]が登場した。[[装備品]]も[[ミラディン・ブロック]]から継続採用された。
ただし、ストーリー上それらは[[神河固有名詞対訳|神河語]]とされている。
+
  
<!-- ルールの変更ではないので場所を移しました。 -->
+
*このセット以後、日本語版のカード名にはふり仮名が振られるようになった。
本来日本の精霊主義にはいないはずの絶対神や最高神かのような神がいたり(→ [[大口縄/O-Kagachi]]、といっても古事記中にも天之御中主神という類する代物はいるのだが)、感謝の対象である神々(かまどの神等)に人々が戦いを挑んだり、はたまた、実際の中世日本では存在しないはずの女性の[[]]がいたりと、ゲームとして機能させるためか、かなりアメリカンスタンダードな解釈となっている。
+
*カードが[[第8版]][[新枠]]になってから、[[ルール・テキスト]]中の[[マナ・シンボル]]は色がついていなかったが、それではやはり区別しづらかったためか、このセット以降は色マナ・シンボルにはちゃんと色がついている。[[マナ・シンボル#その他]]も参照。
<!-- 日本にも高天原の最高神である天照大神とか、宇宙そのものであるともされる天之御中主神とかがいますが…。それに日本では神は必ずしも感謝の対象ではありませんね。
+
*[[基本土地]]はそれぞれ[[コレクター番号]]順に4枚並べると、一枚の連続した絵である事がわかる。コレクター人気も高い。
天照大神は天皇自体の神格化なので例外なのでは?それに天之御中主神もほとんど信仰されていませんし・・・・当時ならなおさらです。
+
*発売元が[[ホビージャパン]]である最後のセット。
かまどをたく人はかまどの神に感謝し、熊を捕まえ生計を立てる人は熊の神に感謝し、針供養なども針の神に対する感謝の表れではないでしょうか?
+
ヨーロッパの神の考えと日本の神の考えは根本的に次元が違うのでむずかしいですけどね。特に日本の神はどこで悪霊や幽霊とは違うという線引きをすればよいのかがあやふやなので・・・・。たしかに鬼は感謝の対象ではないですし。 -->
+
  
主なテーマは[[伝説の]]カード。
+
==ルールの変更==
伝説のカードが多く存在し、新たに「伝説の[[エンチャント]]」も登場した。
+
発売と同時期にルールの変更がいくつか行われた(以下はこのセットに影響の無いものも含む)。
  
[[キーワード能力]][[転生]][[武士道]][[連繋]]
+
*[[クリーチャー・タイプ]]の[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]を[[伝説のクリーチャー]]に変更。
また、以前から存在した「このクリーチャーは攻撃に参加してもタップしない」が[[警戒]]として新たにキーワード化された。
+
*クリーチャー・タイプの[[壁]]に存在したルールを廃止し、[[キーワード能力]]として[[防衛]]を追加。
他、[[反転カード]]が新たなカードデザインで登場し注目されている。
+
*同[[名前|名]][[伝説のパーマネント]]が複数存在する場合そのすべてを[[墓地]]に置くという[[レジェンド・ルール]]の変更。
[[装備品]][[ミラディン・ブロック]]から継続採用された。
+
**このルールは[[基本セット2014]]登場時に再度変更された([[レジェンド・ルール]]の記事を参照)。
 +
*[[対象]]ルールにおける同一[[オブジェクト]]指定の緩和。
 +
*[[エンチャント]]に関するものを含む、[[サブタイプ]]の定義の拡張・変更。
 +
*[[ワールド]]と[[雪かぶり]][[特殊タイプ]]に変更。
  
このセット以後、日本語版のカード名にはふり仮名が振られるようになった。
+
==テーマデッキ==
 +
*[[神の再誕/Kami Reborn]]
 +
*[[蛇の抜穴/Snake's Path]]
 +
*[[精霊の敵/Spiritbane]]
 +
*[[武士の道/Way of the Warrior]]
  
カードが[[第8版]]で新デザインになってから、[[ルール・テキスト]]中の[[マナ・シンボル]]は色がついていなかったが、それではやはり区別しづらかったためか、このセット以降は色マナ・シンボルにはちゃんと色がついている。
+
==パッケージ・イラスト==
 
+
*[[薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain]] [[トーナメントパック]]
[[基本土地]]はそれぞれ[[コレクター番号]]順に4枚並べると、絵が連続している事がわかる。キレイ。
+
 
+
発売と同時期にルールの変更がいくつか行われた。(以下はこのセットに影響の無いものも含む)
+
*[[クリーチャー・タイプ]]の[[レジェンド]]を[[伝説のクリーチャー]]に変更
+
*クリーチャー・タイプの[[壁]]に存在したルールを廃止し、キーワード能力として[[防衛]]を追加
+
*同名の伝説の[[パーマネント]]が複数存在する場合そのすべてを[[墓地]]に置くという[[レジェンド・ルール]]の変更
+
*[[対象]]ルールにおける同一[[オブジェクト]]指定の緩和
+
*エンチャントに関するものを含む、[[サブタイプ]]の定義の拡張・変更
+
*[[ワールド]]と[[雪かぶり]]を[[特殊タイプ]]に変更
+
 
+
 
+
 
+
パッケージ・イラストは
+
*[[薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain]]([[トーナメントパック]])
+
 
*[[浄火明神/Myojin of Cleansing Fire]]
 
*[[浄火明神/Myojin of Cleansing Fire]]
 
*[[風見明神/Myojin of Seeing Winds]]
 
*[[風見明神/Myojin of Seeing Winds]]
46行: 47行:
 
*[[生網明神/Myojin of Life's Web]]
 
*[[生網明神/Myojin of Life's Web]]
  
2004年10月1日発売。全306種類([[基本土地]]の絵違い含む)。
+
==デザイン==
[[エキスパンション・シンボル]]は鳥居(ストーリー上で、人間界と精霊界をつなぐ門)。
+
発売元が[[ホビージャパン]]である最後のセット。
+
 
+
 
+
 
+
<!-- **背景世界 [#world]
+
背景世界についての簡単な記述 -->
+
 
+
 
+
 
+
==デザイン [#design]==
+
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
|-
|デザイン・チーム||[[Brian Tinsman]] (lead)||
+
|デザイン・チーム||[[Brian Tinsman]] (lead)
 
|-
 
|-
|||[[Bill Rose]]||
+
|||[[Bill Rose]]
 
|-
 
|-
|||[[Mike Elliott]]||
+
|||[[Mike Elliott]]
 
|-
 
|-
|||[[Brady Dommermuth]]||
+
|||[[Brady Dommermuth]]
 
|-
 
|-
|開発チーム||?||
+
|デベロップ・チーム||?
 
|-
 
|-
|アート・ディレクター||?||
+
|アート・ディレクター||?
 
|}
 
|}
 
 
  
 
==関連リンク==
 
==関連リンク==
*[[WotC社公式ページ:http://www.wizards.com/magic/displayexpansion.asp?set=chk&page=1&lang=ja]](ストーリー・プレビュー(世界観を紹介する掌編小説)や壁紙など)
+
*[https://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/champions-of-kamigawa 神河物語](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
 
+
*[http://www.wizards.com/magic/displayexpansion.asp?set=chk&page=1&lang=ja Champions of Kamigawa] (旧サイト製品情報ページ。ストーリー・プレビュー(世界観を紹介する掌編小説)や壁紙など 一部リンク切れ)
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:神河ブロック]]
+
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/ChampionsofKamigawa/ カードリスト] (Wisdom Guild)
*[[テーマデッキ]]
+
*[[無頼の徒/Outlaw:Champions of Kamigawa]] (小説)
**[[神の再誕/Kami Reborn]]
+
*[[カード個別評価:神河物語]]
**[[蛇の抜穴/Snake's Path]]
+
**[[精霊の敵/Spiritbane]]
+
**[[武士の道/Way of the Warrior]]
+
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
*[[背景世界/ストーリー用語]]
+
**[[第8版]]
*[[無頼の徒/Outlaw:Champions of Kamigawa]](小説)
+
**[[ミラディン・ブロック]]([[ミラディン]] - [[ダークスティール]] - [[フィフス・ドーン]])
 +
**[[神河ブロック]]([[神河物語]] - [[神河謀叛]] - [[神河救済]])
 +
**[[第9版]]
 +
**[[ラヴニカ・ブロック]]([[ラヴニカ:ギルドの都]] - [[ギルドパクト]] - [[ディセンション]])
 +
**[[コールドスナップ]]
 +
 
 +
[[Category:エキスパンション|かみかわものかたり]]

2022年8月31日 (水) 17:47時点における最新版

神河物語/Champions of Kamigawa
シンボル 鳥居
略号 CHK
コードネーム Earth
発売日 2004年10月1日
セット枚数 全306種類

神河物語/Champions of Kamigawaは、神河ブロックの大型エキスパンション。2004年10月1日に発売された。

目次

[編集] 概要

日本を基にした次元/Planeである神河/Kamigawaを舞台としており、カード名に日本語が含まれるカードも多い(ただし、ストーリー上それらは神河語とされている)。

主なテーマは「伝説」。伝説のカードが多く存在し、初の「伝説のエンチャント」も登場した。また、ホームランド以来9年ぶりに、アンコモン伝説のクリーチャーが収録されている。

キーワード能力転生武士道連繋。また、以前から存在した「このクリーチャー攻撃に参加してもタップしない」が警戒として新たにキーワード化された。また、専用のレイアウトのカード枠を使う反転カードが登場した。装備品ミラディン・ブロックから継続採用された。

[編集] ルールの変更

発売と同時期にルールの変更がいくつか行われた(以下はこのセットに影響の無いものも含む)。

[編集] テーマデッキ

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] デザイン

デザイン・チーム Brian Tinsman (lead)
Bill Rose
Mike Elliott
Brady Dommermuth
デベロップ・チーム
アート・ディレクター

[編集] 関連リンク

  • 神河物語(マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
  • Champions of Kamigawa (旧サイト製品情報ページ。ストーリー・プレビュー(世界観を紹介する掌編小説)や壁紙など 一部リンク切れ)

[編集] 参考

MOBILE