神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries

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:素で5[[ターン]]もかかるためやや悠長ではあるが、勝ち筋として見ても単純な7枚ドローとして見ても十分な質を備えている。
 
:素で5[[ターン]]もかかるためやや悠長ではあるが、勝ち筋として見ても単純な7枚ドローとして見ても十分な質を備えている。
  
昨今では珍しい、+能力で無条件に[[カードアドバンテージ]]を増やせる4[[マナ]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]であり、[[スタンダード]]レベルではその1点で独自性が強い性能。[[色拘束]]がやや厳しいという難点はあるが、ドロー[[呪文]]の一種として活躍が期待できる。他方、2つの[[勝利条件]]能力は[[カードプール]]が広い[[フォーマット]]で真価を発揮しやすい。
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昨今では珍しい、+能力で無条件に[[カードアドバンテージ]]を増やせる4[[マナ]]の[[プレインズウォーカー]]であり、[[スタンダード]]レベルではその1点で独自性が強い性能。[[色拘束]]がやや厳しいという難点はあるが、ドロー[[呪文]]の一種として活躍が期待できる。他方、2つの[[勝利条件]]能力は[[カードプール]]が広い[[フォーマット]]で真価を発揮しやすい。
  
登場直後のスタンダードでは[[ターボネクサス]]における、特に対[[コントロール (デッキ)|コントロール]]向けのパーツとして使われることがあった。[[追加ターン]]でドローカードを連打する事により、これで増やした勝利条件を十分狙っていけるのも魅力のひとつ。[[ケシス・コンボ]]や[[ゴロス・ランプ]]成立後は、追加の勝ち手段として採用されるようになった。[[パイオニア]]でも[[睡蓮の原野コンボ]]で使用されている。
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登場直後のスタンダードでは[[ターボネクサス]]における、特に対[[コントロールデッキ]]向けのパーツとして使われることがあった。[[追加ターン]]でドローカードを連打する事により、これで増やした勝利条件を十分狙っていけるのも魅力のひとつ。[[ケシス・コンボ]]や[[ゴロス・ランプ]]成立後は、追加の勝ち手段として採用されるようになった。
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[[パイオニア]]では[[睡蓮の原野コンボ]]や[[インバーター・コンボ]]における勝利手段として使用されていた。
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[[モダン]]では初期忠誠度の都合上、研究室の偏執狂より先置きしやすいカードとしてそちらに取って代わっており、[[むかつき#モダン|アドグレイス]]を中心に採用される。
  
 
[[リミテッド]]では出せれば強力だが色拘束がネック。毎ターン手札を増やせる[[エンドカード]]じみた特性は疑うべくもないので、デッキの方向に沿えば採用する価値はある。
 
[[リミテッド]]では出せれば強力だが色拘束がネック。毎ターン手札を増やせる[[エンドカード]]じみた特性は疑うべくもないので、デッキの方向に沿えば採用する価値はある。
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*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:スペシャルゲスト (カルロフ邸殺人事件)]] - [[レア]]([[ザ・リスト]])
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*[[Secret Lair Drop Series/2024年#Hard-Boiled Thrillers|Secret Lair Drop Series: Hard-Boiled Thrillers]]
 
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2024年2月8日 (木) 02:53時点における最新版


Jace, Wielder of Mysteries / 神秘を操る者、ジェイス (1)(青)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

あなたのライブラリーにカードがないときにあなたがカードを引くなら、代わりにあなたはこのゲームに勝利する。
[+1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚切削する。カードを1枚引く。
[-8]:カードを7枚引く。その後、あなたのライブラリーにカードがないなら、あなたはこのゲームに勝利する。

4

灯争大戦で登場したジェイス手札/墓地を肥やす能力と、ライブラリーアウト勝利置換する能力を持つ。

常在型能力
研究室の偏執狂/Laboratory Maniacのそれ。自身のドロー能力と合わせてライブラリーを引ききれば勝利が手に入る。
この能力はライブラリーが無い時のドローを勝利に置換しているので、そのドロー自体は起こらない。ルール上定義されたライブラリーアウトは基本的に発生しないので、白金の天使/Platinum Angelなどで敗北が禁止されていても勝利する。詳しくは研究室の偏執狂/Laboratory Maniac#ルールを参照。
+1能力
プレイヤー1人のライブラリーを2枚削った後、自分がカードを1枚引く。思考掃き/Thought Scourと同様の効果。
単純に手札が増えるので優秀。削りは墓地肥やしと他2つの能力のために自分を対象にするのが基本になるが、対戦相手へのライブラリー操作対策やライブラリーアウト狙いにも使える。特に同セットに収録の神サイクルを一度除去した際に有効なことは覚えておきたい。
-8能力
7枚引いた後、ライブラリーが0枚なら勝利する。
勝利する効果は一見蛇足にも見えるが、忠誠度がちょうど8の時に起動したり、これにより対応してジェイスを除去されて常在型能力の影響を失ったまま引ききっても勝利できるため、安心して起動できるようになる重要な効果である。また、ライブラリーが7枚の時に7枚引いてもジェイスの常在型能力は働かないため、1枚分だけ先んじて勝利できる。
素で5ターンもかかるためやや悠長ではあるが、勝ち筋として見ても単純な7枚ドローとして見ても十分な質を備えている。

昨今では珍しい、+能力で無条件にカードアドバンテージを増やせる4マナプレインズウォーカーであり、スタンダードレベルではその1点で独自性が強い性能。色拘束がやや厳しいという難点はあるが、ドロー呪文の一種として活躍が期待できる。他方、2つの勝利条件能力はカードプールが広いフォーマットで真価を発揮しやすい。

登場直後のスタンダードではターボネクサスにおける、特に対コントロールデッキ向けのパーツとして使われることがあった。追加ターンでドローカードを連打する事により、これで増やした勝利条件を十分狙っていけるのも魅力のひとつ。ケシス・コンボゴロス・ランプ成立後は、追加の勝ち手段として採用されるようになった。

パイオニアでは睡蓮の原野コンボインバーター・コンボにおける勝利手段として使用されていた。

モダンでは初期忠誠度の都合上、研究室の偏執狂より先置きしやすいカードとしてそちらに取って代わっており、アドグレイスを中心に採用される。

リミテッドでは出せれば強力だが色拘束がネック。毎ターン手札を増やせるエンドカードじみた特性は疑うべくもないので、デッキの方向に沿えば採用する価値はある。

[編集] ルール

常在型能力
-8能力

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

詳細はジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)を参照。

[編集] 参考

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