警戒

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'''警戒/Vigilance'''[[キーワード能力]]の一つ。クリーチャーの[[常在型能力]]である。
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'''警戒'''(けいかい)/''Vigilance''は、[[神河物語]]で制定された[[キーワード能力]][[クリーチャー]]が持つ[[常在型能力]]である。
*同名のカードについては[[警戒/Vigilance]]参照。
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==定義==
 
==定義==
警戒を持つ[[クリーチャー]]は、[[攻撃]]に参加しても[[タップ]]しない。
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'''警戒'''/''Vigilance''を持つクリーチャーは、[[攻撃]]に参加しても[[タップ]]しない。
  
 
==解説==
 
==解説==
白に圧倒的に多く、他の色には殆ど存在しないが、[[次元の混乱]]において[[]]の役割に割り振られたので、他の三色よりはわずかに多い。
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[[リミテッド・エディション]]から存在していた「攻撃に参加してもタップしない」[[能力]]をキーワード化したものである。これと同じ能力は[[オラクル]]更新により([[ヨハン/Johan]]を除き)すべて警戒に変更された。
  
[[神河物語]]で登場したキーワード。それまでは、単純に「攻撃に参加してもタップしない」と書かれていた。
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攻撃に参加したクリーチャーは通常[[タップ状態]]になってしまうため、[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]に参加できないし[[タップ能力]]も使えない。しかし警戒を持っていれば[[アンタップ状態]]を保つことができ、攻撃とそれらを両立できる。
今後は、こう書かれているものは基本的に「警戒」と読み替える。
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(2005年7月現在、読み替えないのは[[ヨハン/Johan]]のみである。)
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*[[セラの天使/Serra Angel]]もこれでスッキリ。
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[[常磐木]]能力のひとつであり、[[基本セット]]や[[エキスパンション]]で頻繁に登場している。[[色の役割]]上では[[白]]の専売特許だったが、[[イーブンタイド]]頃から第2位として[[緑]]のカードが増えてきている。また、[[次元の混乱]]においては「[[タップ]]/アンタップの操作」が得意な[[青]]の役割に割り振られた。[[2021年]]からは[[リミテッド]]で有用なクリーチャーを作るため、正式に青の色の役割に加えられており<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/mechanical-color-pie-2021-changes-2021-10-18 Mechanical Color Pie 2021 Changes]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035516/ メカニズム的カラー・パイ 2021年版変更点]([[Making Magic]] 2021年10月18日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>、翌年の[[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]]から実際にカード化されている。
*[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]や[[稲妻の天使/Lightning Angel]]も、能力が全て[[キーワード能力]]に。
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*「攻撃に参加してもタップしない」の時期は、長いので様々に短縮して呼ばれていた。
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**「セラ能力」というのはわかるが、「アルファ・アタック」と呼んでいた地域もある。どこから出たのだろう?
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*[[畏怖]]とは逆に、こんどは能力名から(と言うか同時に)カードが作られた。→[[警戒/Vigilance]]
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{{#cr:502.14}}
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*[[セラの天使/Serra Angel]]もこれでスッキリ。[[怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath]]や[[稲妻の天使/Lightning Angel]]も、能力がすべてキーワード能力になった。
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*警戒が制定される前は、「'''セラ能力'''」(この能力を持つ元祖カードのセラの天使にちなむ)、「'''アルファ・アタック'''」<!--要出典-->など様々な呼称で呼ばれていた。
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*同じ神河物語で、能力名と同名のカードが作られた(→[[警戒/Vigilance]])。
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*余談だが、警戒が制定される前の[[総合ルール]]のこの節には[[雪かぶり土地]]について記述されていた。[[雪かぶり]]が[[特殊タイプ]]に変更されるとともに警戒の記述に置き換えられた。
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==警戒を参照するカード==
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*[[胆力の道/Path of Mettle]]([[イクサランの相克]])
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*[[堅実な立ち位置/Solid Footing]]([[イコリア:巨獣の棲処]])
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*[[慎重な認知眷者/Alert Heedbonder]](イコリア:巨獣の棲処)
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*[[葉状地のフェリダー/Frondland Felidar]](イコリア:巨獣の棲処)
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*[[花の大導師/Grand Master of Flowers]]([[フォーゴトン・レルム探訪]])
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==脚注==
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<references />
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|警戒}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|警戒}}
 
*[[キーワード能力]]
 
*[[キーワード能力]]
*[[ルーリング#キーワード能力|ルーリング]]
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*[[常磐木]]
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*[[ルーリング]]
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[[Category:キーワード能力|けいかい]]
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2022年8月28日 (日) 03:10時点における最新版

警戒/Vigilance
種別 常在型能力
登場セット 多数
CR CR:702.20

警戒(けいかい)/Vigilanceは、神河物語で制定されたキーワード能力クリーチャーが持つ常在型能力である。


Guardian Lions / 守護ライオン (4)(白)
クリーチャー — 猫(Cat)

警戒(このクリーチャーは攻撃してもタップしない。)

1/6


Vigilance / 警戒 (白)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは警戒を持つ。


[編集] 定義

警戒/Vigilanceを持つクリーチャーは、攻撃に参加してもタップしない。

[編集] 解説

リミテッド・エディションから存在していた「攻撃に参加してもタップしない」能力をキーワード化したものである。これと同じ能力はオラクル更新により(ヨハン/Johanを除き)すべて警戒に変更された。

攻撃に参加したクリーチャーは通常タップ状態になってしまうため、ブロックに参加できないしタップ能力も使えない。しかし警戒を持っていればアンタップ状態を保つことができ、攻撃とそれらを両立できる。

常磐木能力のひとつであり、基本セットエキスパンションで頻繁に登場している。色の役割上ではの専売特許だったが、イーブンタイド頃から第2位としてのカードが増えてきている。また、次元の混乱においては「タップ/アンタップの操作」が得意なの役割に割り振られた。2021年からはリミテッドで有用なクリーチャーを作るため、正式に青の色の役割に加えられており[1]、翌年の統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いから実際にカード化されている。

[編集] 警戒を参照するカード

[編集] 脚注

  1. Mechanical Color Pie 2021 Changes/メカニズム的カラー・パイ 2021年版変更点(Making Magic 2021年10月18日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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