Ancestral Recall

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2008年6月18日 (水) 20:19時点における八汰烏 (トーク | 投稿記録)による版
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Ancestral Recall (青)
インスタント

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。


マジックで最初のドローカードの1つであり、マジックで最初のサイクルである5ブーンカードの1つでもある。また、その強力さからパワー9にも含まれる。

1マナインスタントで、使用制限やデメリットも無しに3枚ものカード引くことができる効果は非常に強力であり、これを超えるコスト・パフォーマンスを持つドローカードは存在しない。そのため、このカードはマジック初期のR&Dがカードを引くことの強さを認識していなかったことを示す実例としてしばしば引き合いに出される。

対戦相手も適正な対象であるため、誤った指図/Misdirectionなどによってドローを奪われることがある。

これを超えるドローカードとしてContract from Belowを挙げる人は多い。しかしそちらはアンティに関するカードであるため、ヴィンテージでさえ禁止カードとなっている。

目次

ルール

1994年1月25日より、ヴィンテージ制限カードとなる。

利用

ヴィンテージにおいて、を含むデッキにこのカードが入っていないことはまず有り得ない。むしろ、このカードを投入するために青をタッチすることが往々にしてある。

関連カード

サイクル

ブーンズマジック黎明期の基本セットに収録されたサイクルであり、すべて1マナで3つ分の何かを発生させる。

それぞれ各の特徴をよく表しているが、そのカードパワーには大きなばらつきがある。 このカードサイクルの中で唯一レアである(他のカードはすべてコモン)。現在の基準で考えると奇異に思えるが、初期のマジックにはレアリティで入手率に差を設けることでバランスを取ろうとするデザイン意図があったのである。

亜種

Ancestral Recallはマジックで最初のドローカードであるため、極言すれば、X引くBraingeyserの系統や手札を交換するTimetwisterの系統を除くすべてののドローカードがその亜種といえる。しかし中でもデメリットが付いた渦まく知識/Brainstormや、マナ・コストカード・タイプを見直した集中/Concentrateは有力な後継といえる。また、直接的なリメイクに待機カードの祖先の幻視/Ancestral Visionがある。

その他

  • 2005年8月20日のヴィンテージ・チャンピオンシップ(Vintage Championship)では、勝者にMark Pooleが新たに描き下ろしたAncestral Recallの額が贈られた(⇒参考)。約12×15インチの巨大なカードは、このカードの知名度からも、実に優勝トロフィーにふさわしいといえるだろう。
  • このカードTime WalkTimetwisterとあわせてビッグ・ブルーと言う通称で呼ばれた。しかし、この通称は同名のデッキができてからはあまり使われていない。

参考

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