にやにや笑いのトーテム像/Grinning Totem
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対戦相手のライブラリーにあるカード1枚を一時的に奪ってプレイできるようにするアーティファクト。
対戦相手が使うはずだったカードを奪い、逆にこちらが利用できると考えると良さそうに見えるが、プレイするためのコストは支払う必要があるので使いづらい。対戦相手とデッキカラーが異なる場合は土地や無色のカードくらいしか奪えないし、これ自体にかかるコストも重いのがネック。採用するならばマナが潤沢に確保できるタイプの5色デッキか、そうでないならサイドボードから採用するのがベターか。カードを使用不能にするのが狙いならば、道化の帽子/Jester's Capという選択肢も。
- 青くなると心盗み/Psychic Theftになる。
- 後に似たようなカードとして豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxuryが登場した。そちらは色もターンの制限もなくかなり使いやすくなっている。
- ミラージュ・ブロックらしく、愛嬌のあるイラストで話題を呼んだ。まだ黎明期にあった国内のインターネットでのマジックコミュニティでは、このイラストを旗印とした「にやにや団」なるものさえ生まれた。
- ミラージュ当時、現在の「追放」は多くの場合「脇に置く」と表記されていたが、このカードのミラージュ版のルール文章では「あなたの前に表向きで置く/put it face up in front of you」という独特の表記となっている。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。