ウスデン・トロール/Uthden Troll
提供:MTG Wiki
マジック界最初のトロールの1つ。無難なサイズと再生能力を持つ、ごく普通のクリーチャーといえる。
黎明期はクリーチャーがいないデッキは稀で、地上の攻防に使えたこれは重宝した。4枚投入も少なくない。 かなりの使用頻度だったネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskに対して強いのも高評価。自分で併用してもよいだろう。
- リミテッド・エディション時代に作られた、初心者に「基本的にレアリティが高いものは強い」と教えるのに判りやすいサンプルだった。これはアンコモンで、コモンの灰色オーガ/Gray Ogreより明らかに強く、レアのSedge Trollよりは基本的に弱い。
- トロールは「峡谷に棲む再生持ち生物」というファンタジーの常識があるので、上手くその雰囲気を再現したカードである(色の役割が明確になった後の世からみると、赤での再生クリーチャーというのは違和感はあるが)。
- 第5版では「再生は赤のフレイバーではない」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
- のちに、再生能力面でより適切な色である緑の有角トロール/Horned Trollが登場し、第8版で基本セット入りを果たした。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。