オルヴァーダ/Orvada
提供:MTG Wiki
オルヴァーダ/Orvadaはドミナリア/Dominariaの地名。
目次 |
[編集] 概要
小説Ashes of the Sunが初出のオルヴァーダは、ミラージュ当時の掌編The Enemy of My Enemyを最後に見かけなくなったが、およそ20年ぶりのドミナリアで再登場した。現代ドミナリア全体地図で位置が確定しフレイバー・テキストでは初登場・初和訳された(オルヴァーダとされた島々はインベイジョン・ブロック期の公式サイト地図の時点ではまだ無名であった)。地図作成の際、Rath and Stormに登場したDenawaがオルヴァーダ北島の名称に選出された。一方、南島Walassaは新規設定されたものである。
[編集] 解説
オルヴァーダまたはオルヴァーダ帝国/Orvadan Empire[1]は、ドメインズ/The Domains地方の複数の島からなる商業帝国である(地図)。南北に大きな二島があり、北島をDenawa(デナワ)、南島をワラサ/Walassa[2]という。他の既知の地名として、港町で交易地のLucassa(ルカサ)がある。
オルヴァーダはヴォーダ海/Voda Seaに囲まれ、海を越えた西にはエローナ/Aerona大陸、南西にシャノーディン/Shanodinのある島、南にSardnia(サルドニア)、東はアーボーグ/Urborgやボガーダン/Bogardanなどの炎熱の島々/The Burning Isles、北東にスタハーン/Stahaanがある。ワラサの西にある小さな2つの島のうち最も西にある方がヴェズーヴァ/Vesuvaである。
オルヴァーダの生き物として、冷水カミツキガメ/Cold-Water SnapperとScarmithal(スカーミザル)が確認できる。スカーミザルはジェラード/Gerrardがデナワの海岸で遭遇した毛皮を持つ何らかの生き物で、その毛皮から作られたスパイ外套(scarmithal spy's cloak)を被った者はスカーミザルの姿に化けることができ、スカーミザルたちに紛れても気付かれることがない。
ドミナリア近代(ファイレクシア侵略前の時代)のオルヴァーダは、ベナリア/Benaliaに匹敵する商業帝国であった。
ヴォーダ海のエトラン・シース/Etlan Shiisのマーフォーク/Merfolkと交易を行っていたが、古代から帰還したヴォーデイリア/Vodaliaの女帝ガリーナ/Galinaは両国間の商業活動を大幅に規模縮小した上に重い関税を課した。
裂け目時代から60年後の時代(ドミナリアの時代)もオルヴァーダは健在である。ドミナリア各地に再建されたトレイリア/Tolariaのアカデミー/Academyの中でも有名な5学園の1つがワラサにある。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] 登場作品・登場記事
- Ashes of the Sun(小説)
- Dominian Chronicles(Duelist誌16号の記事)
- The Enemy of My Enemy(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- Gerrard's Tale(Rath and Storm収録の短編。Denawaに言及)
- Dominaria Card of the Day: Wizard's Lightning and Retort(公式記事)
- Dominarian Cartography(公式記事。初めて位置が確定し南北の島が設定された)
[編集] 訳語
「Orvada」は冷水カミツキガメ/Cold-Water Snapperのフレイバー・テキストで「オルヴァーダ」と和訳された。