カープルーザンの森/Karplusan Forest
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赤マナか緑マナの出るペインランド。デュアルランドが強すぎたため、調整の取られたTaiga。
ステロイドなどで重宝される。
第5版から第7版まで基本セットに収録されており、第8版ではタップインデュアルランドのシヴのオアシス/Shivan Oasisと交代したものの、次の第9版では再び基本セットに戻ってきた。
- 第9版再録時、10種のペインランドのうちこれだけイラストが差し替えられた。(第7版のイラスト、第9版のイラスト)
- 未来予知では「逆カープルーザンの森(自分がダメージを受けるのではなく、対戦相手にライフを与える)」と言える能力を持つ燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillowsが登場している。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
アイスエイジの友好色ペインランドサイクル。第5版以降、第8版を除き第10版まで基本セットに再録され続けた。
- アダーカー荒原/Adarkar Wastes
- 地底の大河/Underground River
- 硫黄泉/Sulfurous Springs
- カープルーザンの森/Karplusan Forest
- 低木林地/Brushland
アポカリプスの対抗色ペインランドサイクル。第9版から第10版まで友好色のペインランドとともに基本セットに再録されている。基本セット2015とマジック・オリジンでは対抗色のサイクルのみ再録された。
- コイロスの洞窟/Caves of Koilos
- シヴの浅瀬/Shivan Reef
- ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
- 戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
- ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
[編集] ストーリー
カープルーザンの森/Karplusan Forestは、氷河期のテリシア/Terisiare大陸の森林。カープルーザン山脈/Karplusan Mountainsに含まれる地域であると思われる。
[編集] 訳語と考察
「Karplusan Forest」はカード名として「カープルーザンの森」と訳されている。
「カープルーザンの〜」を誤訳とする説がある。というのは、英語の「-an」は名詞や形容詞の後ろに付いて、「…の」や「…人」といった意味を持たせる接尾語であり、「Karplusan」の場合でも同様に「何らかの元の言葉」+「-an」から成る言葉では、という疑問が生じるためだ。
しかし、その「元の言葉」は、カード名、フレイバー・テキスト、小説では見当たらない。通常は「Karplusan Mountains」などのように後ろに別の語を従えて用いられている。例外は、Wild Aesthirのフレイバー・テキストでの「the Karplusans」と、短編Vannemir's Choiceでの「the Karplusians」、Card of the Day (Wednesday, October 25, 2006)での「Karplusans」の三例が在るだけである。
英語以外の言語を見てみると、「Karplusan」はイタリア語とフランス語版ではそれぞれ「di Karplus(Karplusの〜)」、「de Karpluse(Karpluseの〜)」と訳されていたが、コールドスナップでは全て「di Karplusan」と「karpluséan」に訳語が改められている。
以上の事から、「Karplusan」は形容詞であり、大抵は地名や生物名を修飾して用いられるが、まれに定冠詞付きで名詞としても用いられる。また、「the Karplusians」や「di Karplus」、「de Karpluse」の例は、「元の言葉」の存在を示唆するものだが、その「元の言葉」自体は不明である。ゆえに「Karplusan(カープルーザン)」だけで「・・・の」という意味も含んでいるものの、「元の言葉」が明らかでない以上、「カープルーザンの〜」と訳していても、誤りではないと考えられる。