カープルーザンの猟犬/Karplusan Hound
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クリーチャー — 犬(Dog)
カープルーザンの猟犬が攻撃するたび、あなたはチャンドラ(Chandra)・プレインズウォーカーをコントロールしている場合、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに2点のダメージを与える。
3/3WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
数ある丘巨人/Hill Giantの上位互換の1つ。チャンドラをコントロールしていると、攻撃するたびにショック/Shockが撃てるようになる犬。
能力は、チャンドラをコントロールしているとタダで追加武装/Extra Armsがエンチャントされるようなもの。単純に4マナ5/3相当のアタッカーとしても悪くないが、プレイヤーとプレインズウォーカー、または複数のプレインズウォーカーに同時にダメージを与えることができたり、熊2体に返り討ちにされなかったりと思いの外多芸で便利。攻撃時にしか誘発しないためプレインズウォーカーを守るブロッカーとしては平凡な性能だが、これで小型クリーチャーを焼くことで間接的にプレインズウォーカーへの攻勢を削いで守ることもできる。
幸いにもチャンドラは3マナから6マナまで幅広く存在し、登場時のスタンダードでも反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defianceという強力無比なチャンドラと共存している。更に、ほぼ全てのチャンドラはクリーチャーかプレインズウォーカーにダメージを与えられる忠誠度能力を持つため、タフネス3以上のクリーチャーや忠誠度3以上のプレインズウォーカーも合わせ技で対処することが出来る。
悪い性能ではないのだが、プレインズウォーカーデッキ限定のカードであるがゆえ構築でしか使えず、そうなると熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Ferventや再燃するフェニックス/Rekindling Phoenixなど非常に強力な対抗馬がいる上、ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirlerに対しても分が悪いなど採用は難しいか。
[編集] 脚注
- ↑ Core Set 2021 Update Bulletin(Internet Archive)(News 2020年6月23日 Eli Shiffrin著)